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ノーコードツール「Glide」で飲食店アプリを圧倒的短時間で作ってみた

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サンプル

一○堂 · ホーム · Made with Glide - Google Chrome 2020_08_27 15_50_12 (2).png

今回私はGlideというノーコードツールで飲食店アプリを作成しました。
Glideで作成した飲食店アプリは、下記のURLから閲覧が可能です。是非ご覧ください。
https://deadpan-laborer-6969.glideapp.io/

このアプリはラーメン界で有名な一風堂をモデルに作成しています。

ちなみに制作時間は、実装以外に、設計、情報元サイトからのデータ取得等の作業を含めたらトータルで4時間から5時間です。

なぜGlideでアプリを作成したのか

まず私は、大前提としてプログラミング歴が浅く、ましてやアプリ開発なんてしたことがないです。そんな私でもアプリを作ることできないか調べたところ、Glideというノーコードツールがありました。

Glideというノーコードツールは、
スプレッドシートがデータベースの役割を果たしてくれて、スプレッドシートに
データを入力するだけでアプリを作ることができます.

私はGlideを利用してアプリを3つほど作りましたが、断言できるのが,

まったく開発経験の無い人間でもアプリを作る事が出来る。
ということです。

今回は開発経験0の私がノーコードツールGlideを利用してみて、
・良かった点
・悪かった点
について、率直にレビューしていきたいと思います。

そもそもノーコードツールGlideとは

簡単にglideのアプリの作成方法について説明すると、
googlespreadsheetに必要な項目を入力
②記入したデータを基に好きなパーツを選び、クリック操作で画面を作成
これだけです!

この表現を見たら、簡単すぎないか?と思うかもしれませんが、本当にその通りで簡単にアプリが作れてしまいます。もちろん、構成やパーツについての知見は必要ですが。

そんなGlideですが、ノーコード界では少しずつ盛り上がりを見せています。

・コロナ渦の中、5000ダウンロードを突破して地域の飲食店を再起させた「いなぎお弁当マップ」
https://inagiobento.glideapp.io/

・高校生が中心となって災害情報についてまとめた 「災害情報 九州」
https://whether-info-kyusyu.glideapp.io/

など様々な事例があります。

Glideの良い点

1. 圧倒的短時間でアプリが作れる
時間を掛けずに、短時間でアプリを作成できることは最大のメリットなのではないかと考えます。

スプレッドシートにアプリで必要なデータを丁寧に記入していけば、後は自動でスプレッドシートを読み込んでくれて、アプリの形は出来上がってしまいます。

そこから自分がイメージした構造をGlide内にあるコンポーネントを利用して作っていきます。

2. コンポーネントが多種多様にある
基本的なメールアドレス、電話番号、画像設置のためのコンポーネントはもちろんあるのですが、

その他にも、MAP、動画、コメント記入ボタン、購入ボタン、日付ボタンなど自分がこの実装したいなと思ったコンポーネントはだいたい揃っています。

画像をクリックしたら、外部のサイトに飛ばすことが出来たり、その項目の詳細を見れたりと、自分のアイデアを実現することが容易となります。

Glideの気になった点

1.オリジナルでデザインが加えられない

先ほど私が取り上げた良い点で、コンポーネントが多種多様にあることを述べましたが、そのコンポーネントもオリジナルで改造して実装できません。別の言い方をすると、Glide内で作るアプリはデザインが同じような物になってしまうということです。

例えば、コンポーネントの中からボタンを選ぶとします。そのボタンというのも、押した後にサイトを飛んだり、詳細を見ることはできるのですが、
ボタンの形、大きさを変えることはできません。
(色に関しては、show as という項目から似たようなデザインに変更することは可能です。)
image.png

1つ1つのパーツやページのデザインに、オリジナリティをもっと出したいのであれば、Bubbleのような自分で一から作り上げるツールを触れてみるのも1つの方法です。

2.Map内の住所のピンがずれてしまうことがある。

googlespreadsheetに住所を書き込めば、Map表示をするときに住所をピンで設置することができるのですが、住所が表示されなかったり、住所を指定したところに設置されないことが多々あります。

その解決策として、挙げられるのが緯度経度から住所を指定するという方法です。spreadsheetに住所と同じ緯度経度を記入することで、住所が表示されなかったり、ピンずれがなくなりました。
こちらで住所を検索すれば、緯度経度を取得できます。
https://www.geocoding.jp/

3. spreadsheetに書き込んだ内容がGlideに反映されない場合がある
下の画像を見て頂ければ分かるのですが、spreadsheetに追加した項目がGlide内のDataタブに反映されていなかったりします。。

image.png

image.png

時間が経てば、追加されるだろうと私も最初は思ってたのですが、結局アプリ作成終盤になっても更新されることはありませんでした。。

しかも1回だけ反映されていないというわけではなかったので、アプリを作る際は面倒ではありますが、既存のシートに反映されなかった項目を追加で書く等対策しなければなりませんね。

終わりに

今回Glideで飲食店アプリを作ってみて、気になった点もありましたが、総合的には非常に良いノーコードツールだなと感じました。

スプレッドシートに記入するだけで短時間でアプリを作れることはとても便利でしたし、飲食店アプリ以外にも日常生活をより便利にするアプリも作ってみようと思います。

他にもアプリを作るためのノーコードツールや自動化や効率化ができるノーコードツールもあるので、そちらも実践を踏まえた上でQiitaに書いて行ければ良いなと思います。

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