『MuleSoftで学ぶAPIシステム連携ガイドブック』を写経しよう
縁あって読むことになった。2026/6/16現在と執筆時点とでは仕様が変わっていて動かないところが何箇所かあったので、AIの助けを借りつつ対処した手順をメモしておく。あくまで筆者の対処法なので他にやり方はあるのかもしれない。
Chapter1~5は読み物なので飛ばし、Chapter6~8のハンズオンについて記載していく。
Chapter6 Anypoint PlatformによるAPI設計
このハンズオンではSAP s/4 HANAからデータを取ってきてmulesoftで加工し、Salesforceなど他サービスから呼び出させるようなAPIを、無料のデモやサンドボックス環境を利用して作っていく。
だが残念ながら書籍内で紹介されているSAP Gateway Demo Server ES5は2025/10で提供が終了している。
代替サービスを探してみたが、mulesoftとつなぐ際の認証がどうしてもうまくいかなかった。
そのため、SAPは諦めて、書籍内に記載のサンプルのまま動かす。外部サービスとの連携部分が試せず残念。他にやり方があったら教えてほしい。
6.1~6.3.3は記載どおり進められる
6.4.1
公式の正誤表にもあるが、リスト6.4はsupplier_example.ramlが正しい。
紙書籍で写経実施してたので、スマホで写真撮ってAIに文字起こししてもらった。
6.4.2
図の6.41が多分下の方見切れてる。文章どおり記載する。
/product/{id}のレスポンスexampleはproductwithsupplier_example.ramlが正しい。(図6.43が正)
Chapter7 Anypoint Stusioの準備
7.1.3
SAPアカウント登録。使わないので飛ばす。
7.2.1
AnypointStudio.exeをCドライブ直下じゃないところで実行しようとしたらパスが長すぎると怒られる
7.2.3
ブラウザの設定をNativeに変えるよう書いてあるが、Nativeだと次のログインの画面が真っ白になったのでBuilt-Inのほうにした。
7.4.1
http:
port: "8083"
SAP使わないので上記だけでいい。
ここのportと"8083"の間にスペースを入れ忘れて、あとでデバッグやビルドするときにhttp.portっていうのがないよと怒られた。エディタではjson由来の仕様だとかでシンタックスエラーにならないらしい。host:"localhost"のようにvalueが数字以外のときはスペース忘れると怒るのに、valueが数字の時だけシンタックスエラーにならない。理不尽。タイポ注意。
7.4.2
SAP S/4 HANA OData Connectorが出てきたところからやらない。P142のサンプルをpayloadに書き換える処理をやらないことで、返却値が固定になる。(IDを指定して取ってくるような処理も、何を指定してもHT-1000のデータが返ってくる)
余分なTransform Messageを削除するのはやり、S/4 HANAのQueryは追加しない。
このあともSAPを追加する処理は飛ばし、payloadに書き換えるところもスキップする。
Chapter8 APIをデプロイする
8.2.2
デプロイするときにGUIでアプリケーション名を変えるよう記載があるが、これだけではデプロイできなかった。
各層のpom.xmlのartifactIDと一応nameをGUIで変更したのと同じものに変更したら成功した。
GUIの設定内容がだいぶ変わっているが、Application Name以外はなにも触っていない。
8.2.5
おそらくexpのpropertyにenv: sandboxを設定する記載がないのでやっておく。
sys、prcは記載があるので忘れずやる。
8.4.6
アラートのApplication TypeはCloudhub 2.0 and RTF Applicationsじゃないとだめっぽい。ビルドしたときも2.0しかなかった。
8.4.8
OrganizationはBusiness Groupsに変更されている。
8.4.9
再デプロイは「Apply Changes」ボタンでできるっぽい。
UnregisteredからActiveになるのに少し時間がかかる模様。
8.4.10
Actions内の「view Analytics Dashboard」はなかった。
8.5.2
Custom DashBoardはなくなってるもよう。
振り返り
せっかくなのでやっぱり外部サービスと繋いでみたかったな~という感想。
サンプルデータではあるが、ツールをまんべんなく触ってみることはできたと思う。