この【HULFT10 API Gatewayの歩き方】シリーズは、
「HULFTは知っているけど、HULFT10 API Gatewayって何?どう操作するの?」
といった方に向けた実践ガイドブックです。
ぜひご自身でも実際にHULFT10 API Gatewayを操作してみてください!
他のシリーズはこちら👉【HULFT10 API Gatewayの歩き方】シリーズまとめ
紹介で使用している製品
HULFT10 API Gateway v10.2.1
今回のテーマ:転送状況画面
この章を読み進めることで、転送状況画面についてマスターできます。
- 転送状況画面とは
- 転送状況画面の見方
- 転送状況画面の活用
1. 転送状況画面とは
📝転送状況画面
登録している複数のHULFTの転送状況を一つの画面で確認できる「転送状況」画面のことです。
※画像では、6つのホスト(HULFT)の24時間以内の転送履歴が表示されています
特徴
トラブルが発生した際、その都度各HULFTを確認する手間を省けるため、
情報の追跡やトラブルへの対処が容易になります。
✅ 転送画面についてわかりました!
2.転送状況画面の見方
↓
フォルダーごとに転送状況を確認できます!
「データがありません。」と表示されました。
24時間以内の転送履歴はないようなので、時間を変更してみます。
転送状況画面で表示する履歴の期間は以下から選択可能です。
- 1時間以内
- 24時間以内
- 7日以内
- 30日以内
↓
💡Point
各項目について簡単にご紹介いたします!
項目 | 補足 |
種別 | 履歴の種類 配信・集信 |
転送ID | ファイル転送を識別するためのID |
ファイルID | 配信管理情報の識別するためのID |
ステータス | 転送の状況 成功、失敗、転送中、など |
転送元 | 配信側ホスト |
転送先 | 集信側ホスト |
データサイズ(bytes) | 正常に送信が完了したデータの大きさ(バイト単位) |
終了日時 | 転送が完了した日時 |
✅ 転送状況画面の見方がわかりました!
3. 転送状況画面の活用
先ほどの見方を踏まえ、活用方法についてご紹介いたします。
想定するケースは
- フォルダーで管理者ごとに管理(運用)するホストを分けている ⇒ 「管理者A」フォルダー
- 管理者が管理するホストの転送状況を確認したい ⇒ 今日のエラー状況を確認したい
このケースを適用すると以下のような画面になります。
✅ 管理者Aが管理するHULFTの24時間以内のエラー状況を確認できました!
まとめ
今回は転送状況画面の一連の流れを操作しました!
✅ 転送状況画面とは
✅ 転送状況画面の見方
✅ 転送状況画面の活用方法
ここまでで、HULFT10 API Gatewayの画面の操作方法について一通りご紹介いたしました。
次章からは、HULFT10 API Gatewayの根幹の機能であるHULFTのAPI操作についてご説明していきたいと思います!
次回は「APIの使い方」についてご紹介いたします!
📢「こんなこと知りたい!」などリクエストがあればぜひコメントをお寄せください。