この記事では、Xserver 上の WordPress サイトを Local にインポートして、サイト表示と管理画面へのログインを確認するまでの流れをまとめます。
目次
- この記事でわかること
- 前提
- 全体の流れ
-
手順1:Xserver から
wp-contentを取得する - 手順2:Xserver からデータベースを取得する
- Local にインポートする前の留意点
- 手順3:Local にインポートする
- Local で設定するサイト名について
- インポート後に確認すること
- サーバー解約前に確認すること
- サーバー解約前のチェックリスト
- まとめ
この記事でわかること
- Xserver の WordPress サイトを Local に移す方法
- バックアップ時に必要なファイル
- Local にインポートする前の留意点
- サーバー解約前に確認すること
私は Xserver で WordPress サイトを公開していたのですが、もう使わなくなったので、サーバー契約を解除したいと考えました。ただ、これまで作ったサイトは残して、あとでサイトをプレビューできるようにしておきたいので、Local に移してローカルで再現できる状態で保管することにしました。
手動で進める方法や、プラグインを使ってエクスポートする方法など、複数の方法がありますが、どの方法がよいか最初は迷いました。そこでいくつか試した結果、最終的に一番シンプルで再現性が高いと感じた方法にたどり着いたので、この記事で共有します。
最初に結論を書くと、必要なのは次の2つです。
wp-content- データベースの
.sqlファイルすべて
そして、Local にインポートする時は、これらを1つのフォルダにまとめて Zip 圧縮する必要があります。
wp-content と .sql を別々の圧縮ファイルにすると、インポートは失敗します。
前提
今回やりたいことは、次の通りです。
- Xserver で運用している WordPress サイトを保管したい
- サーバー契約は解除したい
- ただし、サイトはあとで見返せるようにしたい
- Local 上で再現できる状態にしておきたい
- Local はすでにインストールしている
この記事で使う Local は、WordPress をローカル環境で動かすためのアプリです。
以下の公式サイトからダウンロードできます。
全体の流れ
作業の流れは次の通りです。
- Xserver から
wp-contentを取得する - Xserver からデータベースの
.sqlファイルを取得する -
wp-contentと.sqlを1つのフォルダにまとめて圧縮する - Local にインポートする
- サイト表示と管理画面ログインを確認する
手順1:Xserver から wp-content を取得する
まず、WordPress のファイルを取得します。
操作手順
- Xserver のレンタルサーバーにログインする
- ファイルマネージャーを開く
- 対象ドメインのフォルダに移動する
-
public_htmlを開く - その中の
wp-contentフォルダを探す -
wp-contentを Zip で圧縮してダウンロードする
wp-content に含まれるもの
wp-content には、主に次のようなデータが入っています。
- テーマ
- プラグイン
- 画像などのアップロードファイル
- サイト表示に必要な一部のデータ
手順2:Xserver からデータベースを取得する
次に、WordPress のデータベースを取得します。
操作手順
- Xserver のサーバーパネルを開く
- データベースを開く
- 「MySQL バックアップ取得と復元」を開く
- 「手動バックアップ」タブを開く
- データベース一覧を確認する
- 「圧縮しない」を選んだ状態で、必要なデータベースをダウンロードする
私の環境ではデータベースが3つあるので、3つともダウンロードします。
Local にインポートする前の留意点
ここがいちばん重要です。
Local にインポートするためのバックアップフォルダの中には、次の2つを必ず入れます。
wp-content- ダウンロードしたデータベース
.sqlファイルすべて
たとえば、次のような構成です。
backup-folder/
├── wp-content/
├── database1.sql
├── database2.sql
└── database3.sql
この backup-folder を、1つの Zip ファイルとして圧縮して Local にインポートします。
注意点
wp-content と .sql を別々の圧縮ファイルにすると、インポートは失敗します。
たとえば、次のような形ではうまくいきません。
-
wp-contentだけを圧縮したファイル -
.sqlファイルを別にまとめた圧縮ファイル
この形ではなく、1つのフォルダの中に全部入れた状態で、そのフォルダごと圧縮する必要があります。
手順3:Local にインポートする
準備した Zip ファイルを Local に取り込みます。
操作手順
- Local を開く
- 作成した Zip ファイルをドラッグ&ドロップする
- インポートを進める
- サイト名を入力する
- その後の設定は、すべてデフォルトのままで進める
Local で設定するサイト名について
インポート時に、Local 上のサイト名を聞かれます。
ここは任意の名前で問題ありません。
- これまで使っていたサイト名と同じでなくてよい
- 自分がわかりやすい名前でよい
また、サイト名を決めた後のその他の設定は、すべてデフォルトのままで問題ありません。
インポート後に確認すること
インポートが終わったら、次の2点を確認します。
1. Open site でサイトを表示する
Local で対象サイトを開くと、右上に Open site があります。
これを押すと、サイトをプレビューできます。
ここでは、次の点を確認します。
- ページが表示されるか
- レイアウトが崩れていないか
- 画像が表示されているか
2. WP Admin で管理画面にログインする
次に、WP Admin を開いて管理画面にログインします。
ログイン情報は、これまで Xserver 上の WordPress 管理画面で使っていた ID とパスワードを使います。
ここでは、次の点を確認します。
- 管理画面に入れるか
- 投稿や固定ページが見えるか
- 必要なデータが残っているか
サーバー解約前に確認すること
少なくとも、次の2点は確認してから契約解除を進めるほうが安全です。
- Open site でサイト表示を確認できる
- WP Admin でログインできる
この2点が確認できれば、Local 上で保管できているかを判断しやすくなります。
サーバー解約前のチェックリスト
-
wp-contentをダウンロードしている -
データベース
.sqlをすべてダウンロードしている -
wp-contentと.sqlを1つのフォルダにまとめている - そのフォルダを Zip 圧縮している
- Local にインポートできている
- サイト名を設定した後、その他の設定をデフォルトのままで進めている
- Open site で表示確認できている
- WP Admin でログイン確認できている
まとめ
Xserver の WordPress サイトを Local に移して保管する時は、次の流れで進めます。
-
wp-contentを取得する - データベース
.sqlをすべて取得する -
wp-contentと.sqlを1つのフォルダにまとめる - そのフォルダを Zip 圧縮する
- Local にインポートする
- サイト名を決めた後は、その他の設定をデフォルトのままで進める
- Open site で表示確認する
- WP Admin でログイン確認する
今回の作業は、始める前はもう少し複雑だと思っていましたが、実際には思ったより手順がシンプルでした。
また、今回は移行用のプラグインを使わずに進めています。wp-content と .sql を直接取得してまとめる方法なので、どのデータを使っているかがわかりやすく、手順も整理しやすいです。
特に重要なのは、wp-content と .sql を別々に圧縮しないことです。
Local にインポートする時は、1つのバックアップフォルダの中にすべて入っている必要があります。
この方法は、取得するファイルと確認するポイントが明確なので、同じ構成でやれば再現しやすい方法だと思います。
Xserver の契約を解除する前に、Local 上でサイト表示と管理画面ログインまで確認しておくと、あとで見返したり、必要に応じて修正したりしやすくなります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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