14
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

VS CodeのDevContainerを使って Vue.js 開発環境を作ってみた

Last updated at Posted at 2020-04-22

本日、我が家にも例の「アベノマスク」が届きました。ちゃんと実在してたんですね。。。

はじめに

新しく関わるプロジェクトが Vue.js + TypeScript を使っているので、予習のために開発環境を整えたい。でも node.js なり npmホニャララなりを大量にインストールしてローカルを汚したくないので、ここは VS Code の DevContainer を使って Docker コンテナに開発環境のアレコレ依存ライブラリをパッケージングしたいな、と。

とはいえ、DevContainer自体がまだ日の浅い機能なので、ググって出てくる日本語記事どおりにやっても、もう実態が変わっていて、まんまはできませんでした。

ということで、今日(2020/04/23)時点で、Vue.js(node.js + TypeScript)用のDevContainerを作ってみた記録を残しておきます。

成果物

経緯はいいから早く使いたい、出来上がりを見たい、という方はお先にどうぞ。

環境構築の記録

作業フォルダを作り、VS Code を起動

% mkdir vuejs-devcontainer
% code !$

DevContainer Config file を生成

VS Code で、 Cmd + Shift + P から Remote-Containers: Add Development Container Configuration Files... を選択。

Kobito.MGXJZJ.png

Node.js 12 & TypeScript を選択。

※単に最新のNode.js が12だったので

Kobito.t8tBlN.png

.devcontainer/devcontainer.json.devcontainer/Dockerfile が生成される。

Kobito.6Jwjl2.png

※ここで、 Reopen in Container と聞かれるけど、無視して次にいく

Vue CLI のインストール定義

Dockerfile にコマンドを追記する。

RUN npm install -g @vue/cli

起動Portの指定

devcontainer.jsonyarn serve したときに起動する 8080 ポートを追加する。"forwardPorts" 部分のコメントアウトを外して書く。

devcontainer.json
	// Use 'forwardPorts' to make a list of ports inside the container available locally.
	"forwardPorts": [
		8080,	
	],

Vue.js開発用 VS Code拡張の追加

同じく devcontainer.json に DevContainer 内で開発する際に必要なVS Code拡張を追記する。

devcontainer.json
	// Add the IDs of extensions you want installed when the container is created.
	"extensions": [
		"dbaeumer.vscode-eslint",
		"ms-vscode.vscode-typescript-tslint-plugin",
		"octref.vetur",
		"dariofuzinato.vue-peek"
	],

今回は、以下の拡張機能を追加した。(他に Vue.js 開発にオススメの拡張があればコメントで教えてください :angel:

Remote-Containers: Container を使ってVS Codeを開き直す

VS Code で、 Cmd + Shift + P から Remote-Containers: Reopen in Container を選択。

Kobito.vKSkXt.png

Dockerコンテナにリモート接続して VS Code が起動する。元のディレクトリがアタッチされている。ターミナル上で vue コマンドも使える。素敵。

Kobito.foJL20.png

ここまでで開発環境の構築は完了。

Vue.jsプロジェクトを作って動かす

実際に DevContainer 内で Vue.js プロジェクトを作って動かしてみる。VS Codeのターミナルにてコマンド実行。

# vue create .

ウィザードで確認されるオプションはお好みで。

ただし、TypeScriptを使う場合は、"Manually select features" を選択する。

Vue.js プロジェクトが生成されたら、ターミナルから起動。

# yarn serve

ブラウザで http://localhost:8080/ を開くと、ちゃんと起動できていることが確認できた!

Kobito.c8BikD.png

めでたし、めでたし。

14
14
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
14
14

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?