概要
Cognos BI & Analyticsのレポートで、テキストボックスのフィルターで、「完全一致」「部分一致」「前方一致」「後方一致」を実装する方法です。
実装方法
完全一致
完全一致の実装方法です。
レポートページに、リストとテキストボックスのプロンプトを置いてます。
テキストボックスのプロンプトのパラメーター名は、pProdです。
リストのクエリーです。詳細フィルタを以下で定義しています。
[製品] = ?pProd?
テキストボックスにキーワードを入れると、完全一致したアイテムのみ表示されます。
部分一致
詳細フィルターを、以下のように「contains」に変更してみます。
[製品] contains ?pProd?
前方一致
同じパターンで、詳細フィルターを以下のように「starts with」に変更してみます。
[製品] starts with ?pProd?
後方一致
同じパターンで、詳細フィルターを以下のように「ends with」に変更してみます。
[製品] ends with ?pProd?
統合
これらを組み合わせて、統合というか、単に条件ブロックを使用して条件を切り替えられるようにしただけですが。
参考
ワイルドカード検索は、フィルターを以下のように記載する事で実装可能です。
[製品] like ?pProd?