Cognos Query Studio でテンプレートの適用をしてもタイトルやフィルター内容を表示する
先日投稿したこの記事の続きです。
Cognos Query Studio で列幅の指定など細かなカスタマイズをする
https://qiita.com/shinyama/items/8c2a3a1c57d90d3287c2
テンプレートを適用する機能で、Query Studioの見た目の細かなカスタマイズができて便利なのですが、テンプレートを適用すると、Query Studioが本来持っている赤枠のような、タイトルやフィルター内容の表示の箇所が、きれいさっぱり消えてしまいます。
テンプレートを適用しても、これら「タイトル」や「フィルター内容」の表示をする方法です。
手順
やや込み入った手順となりますが、以下のようなテンプレートを作成する事で実現可能です。
Query Studioを新規に開き、適当なデータアイテムを配置した状態で、「タイトル」「サブタイトル」「フィルター」が表示されるように編集し保存。
保存したQueryStudioコンテンツを「レポートに変換」
タイトルのブロック部分を選択し、名前に「RTTitleBlock」
※この名前が重要。この名前を判別して、Query Studioがこれはタイトルだと認識するようです。
サブタイトルのブロック部分を選択し、名前に「RTSubtitleBlock」
サブタイトルのテキスト部分を選択し、名前に「RTSubtitle」
フィルターのブロック部分を選択し、名前に「RTFilterBlock」
フィルターのテキスト部分を選択し、名前に「RTFilterText」
フィルターのテキスト部分を選択し、テキストをブランクに。レポートを保存。
保存したレポートをテンプレートとしてQuery Studioに適用すると、「タイトル」「サブタイトル」「フィルター」が表示され、編集が可能となります。