Query Studioで列幅など細かな指定をする
CognosのQuery Studioは昔から使われている自由分析ツールですが、以下のような感じにクエリーアイテムを配置すると簡単にリスト形式のレポートができます。
しかしながら自由分析だけに「レポート」の機能のプロパティでセルサイズを指定するような、細かな設定が行えません。
例えば以下のようなQuery Studioの表示を見ると、右半分の「製品ラインコード」より右は、列のタイトルが二行に折り返して表示されているけど、1画面に無理やり納めずに、スクロールバー出して横に広げて列タイトルは一行にして欲しい、と思ってもイマイチやり方がわかりません。
というお悩みは、Query Studioの「テンプレートを適用」機能を使用する事で解決できます。
手順
まず、テンプレートを作成するために、「レポート」を新規に開きます。※Query Studioではなく「レポート」を開く。
赤枠のプルダウンから「テンプレートに変換」。
「ページ」アイコンから「クラス」を選択し、「リストの表」のプロパティから下記のように「サイズおよびオーバーフロー処理」を指定します。
同様に、「リストの列タイトルのセル」「リスト列の本体のセル」に関して、下記のように「サイズおよびオーバーフロー処理」を指定します。
Query Studioに戻ります。「レイアウトを変更」→「テンプレートを適用」で、先ほどのレポートを指定します。
以下のように、横方向のスクロールバーが表示され、各列のタイトルは一行で表示されるように変更されます。
この状態でQuery Studioを保存しておけば、再度開いた際にもテンプレートが適用された表示となります。
こちらも確認
Cognos Query Studio でテンプレートの適用をしてもタイトルやフィルター内容を表示する
https://qiita.com/shinyama/items/ba0d22b685715c47b81a