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Cognos Analytics レポート開発時に覚えておくと便利な操作

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#覚えておくと便利な操作紹介
レポート開発を行う時に、覚えておくと開発効率がぐっと上がる便利なオペレーションを紹介します。
①直前の操作を取り消し
②意図したオブジェクトの選択
③途中のクエリーが取得してるデータを確認
④発行されているSQLを確認
⑤レポートの定義を誰かに送る

#①直前の操作を取り消し
A1.Reportを使用。
001.JPG

間違って「数量」の列を消してしまったとして、赤枠の「元に戻す」をクリック。
003.JPG

直前の操作が取り消されて「数量」が復活する。
※確か10回程度の操作は戻れたと思います。
004.JPG

#②意図したオブジェクトの選択
例えばリスト全体を選択したい時、この赤点3個のあたりをクリックすれば良いが、
005.JPG

少しずれると、製品ラインの「リストの列タイトル」が選択されてしまう。微妙な場所の選択が難しい。
006.JPG

そんな時は、赤枠のプルダウンを選択すると、「リストの列タイトル」の親のレベルにあるオブジェクトが表示されるので、「リスト」を選択。
007.JPG

リスト全体が選択される。
008.JPG

#③途中のクエリーが取得してるデータを確認
A3.Reportを開始点とする。

このように、レポート内でクエリーが結合されているが、結合前の「2011年データ」クエリーが、ちゃんと意図したデータを取得できているか確認したいとする。
009.JPG

「2011年データ」クエリーを右クリックし「表形式データを表示」を選択。
010.JPG

別タブに「2011年データ」クエリーで取得されている結果が、リスト形式で表示される。
011.JPG

#④発行されているSQLを確認
クエリーのレベルで、きちんと意図したSQLステートメントをデータベースに発行しているのか知りたい場合。
クエリーのプロパティから「生成されたSQL」を選択すると、この様に「ネイティブSQL」で発行しているクエリーが確認できる。
012.JPG

#⑤レポートの定義を誰かに送る
このレポートの作りを誰かに送って見て欲しい場合。
例えばIBMサポートにレポートを見て欲しいが、IBMサポートから自社のCognos環境につなげない場合がほとんど。
013.JPG

レポートの定義をファイルに出力するため、赤枠のネジ型アイコンから「クリップボードにレポートをコピー」。
014.JPG

メモ帳を開いて、Ctrl + V (貼り付け)をすると、このようにXML形式でレポートの定義が貼り付けられるので、このメモ帳ファイルを相手に送る。
015.JPG

メモ帳を受け取った相手は、ファイルの中身をCtrl + C (コピー)して、ネジアイコンから「クリップボードからレポートを開く」
016.JPG

このウィンドウが表示されたら「アクセスを許可する」
017.JPG

すると、レポートの定義が復元される。
018.JPG

#自己学習記事一覧
Cognos Analytics をエンドユーザーの方に自己学習して頂くためのサイト
https://qiita.com/shinyama/items/95885c7246dc413b6448

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