#条件付きスタイルを使う
図のように、特定の条件で背景色を付けたり、特定の列を出力させないなどの、条件でレポート表示をコントロールする「条件付きスタイル」を学びます。
#手順
A1.Reportを出発点とする。
「数量」が800万以上の特に売れている製品ラインを目立たせたいとする。
リスト列の本体の「製品ライン」のプロパティから、「条件付きスタイル」を選択し、条件付きスタイルウィンドウで、「+」の右側のプルダウンから「詳細な条件付きスタイルを作成...」を選択。
作成された条件の赤枠の鉛筆アイコンを選択し、「背景色」を指定。
※この条件に当てはまった場合、背景色をこの色で表現する、という意味。
次に、レポートをPDF出力した場合は、特定の列(数量列)を表示したくないとする。
以下のように「数量」列の本体およびタイトルの両方をCtrlボタンを押しながら選択し、プロパティの「条件付きスタイル」から「詳細な条件付きスタイルを作成」
名前を記載し「+」から、以下の様に式の定義を記載。
ReportOutput () = 'PDF'
※ReportOutput()は関数で、図のようにf(x)タブのレポート関数から使用できる
追加された条件の鉛筆マークから、「詳細設定」タブを選択し、ボックスのタイプを「なし」に指定。
※この条件に当てはまった場合、「なし」つまり表示しないという設定。
レポートをHTMLで実行してみる。「数量」列は表示されている。
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