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Cognos Analytics レポート 他のレポートに遷移するドリルスルーの設定

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他のレポートに遷移するドリルスルーの設定

ドリルスルーとは、遷移元レポートの特定の場所をクリックすると、
007.JPG

以下のように別のレポートに遷移し、その際にクリック場所の情報を持って遷移する事ができる機能となります。
008.JPG

手順

A1のレポートとA7のレポートを開始点とします。
※A1レポートをコピーしてA8レポートとして、A8レポートからA7レポートへのドリルスルー設定を行います。

赤枠の箇所の製品ラインの「リスト列の本体」を選択し、プロパティからドリルスルー定義の「・・・」を選択し、下記のドリルスルー定義ボックスを表示。
001.JPG

赤枠の「+」をクリック。遷移先を定義する「ドリルスルー定義1」が作成される。
002.JPG

赤枠の「・・・」を選択し、遷移先のレポートを選択する。
003.JPG

A7.Reportを選択し「開く」。
004.JPG

レポート遷移時に引き継ぐパラメーターを設定するため、赤枠の鉛筆マークをクリック。
005.JPG

以下のように設定する。
方法の「データ・アイテム」とは、リストに表示されている「製品ライン」のデータ・アイテムの値をクリックした時に、クリックした対象を持って遷移するという意味。
方法の「パラメーター」とは、リストに表示されているデータアイテムではなく、レポート内にプロンプトがあった場合に、プロンプトで選択されている値(パラメーターの値)を持って遷移するという意味。
006.JPG

「OK」→「OK」でドリルスルー定義ウィンドウを閉じ、レポートを保存して、実行してみる。

このようにドリルスルー可能な箇所は青色下線表示になっている。
赤枠の「キャンプ用品」をクリックする。
007.JPG

A7.Reportに遷移され、「キャンプ用品」が値のプロンプトで選択され、リストも絞り込まれている事がわかる。
しかしながら、A8レポートで選択したキャンプ用品は、「2013年」の売り上げの行だったが、「年(pYear)」は引継ぎ対象にしていないので、あくまでA7.Reportデフォルトの「2011年」の表示になっている。
008.JPG

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