#データのアップロード方法
Cognos Analyticsでは、自分の端末上にあるCSVファイルやExcelファイルをCognosポータルにアップロードして、レポートやダッシュボードの開発に使用する事ができます。
この章では、エンドユーザーの方がブラウザ上でCognosにアクセスし、簡易的なデータモデリングを行える「データ・モジュール」の機能を学びますが、本記事ではその前提として、CSVデータの作成からCognosアップロードを行う方法を学びます。
Cognosポータルへのアップロード後のCSVデータエントリー
ある程度の「レポート」の機能を使用する事ができる前提で記載していますので、レポートの機能を使用した事が無い方は、是非「レポート」の章から学習下さい。
#手順
・データの作成
レポートを新規に作成し、パッケージとして「GO データウェアハウス(クエリー)」を選択し、以下のように「販売とマーケティング(クエリー)」→「販売(クエリー)」→「製品」を展開し、「製品ライン」「製品タイプ」「製品」「製品キー」「製品色」「製品サイズ」「製品ブランド」「製品の説明」をリストに配置する。
次に、赤枠の「実行オプション」アイコンから「CSVを実行」を選択し「製品マスタ.csv」というファイル名で任意のフォルダに保存する。
同様に、「製品キー」「数量」「単価」「収益」をリストに配置し、「CSVを実行」を選択し「販売実績.csv」というファイル名で任意のフォルダに保存する。
赤枠の、「新規レポート」の右側の「^」のプルダウンから、新規レポートの「X」を選択し、レポートを閉じる。
ポータル画面上で以下の画像の様に、エクスプローラー上の「製品マスタ.csv」ファイルを、ブラウザ上のCognosポータルの画像の辺りの位置にドラッグ&ドロップ。
ポータル画面上で「個人用コンテンツ」を選択すると、「製品マスタ.csv」がエントリーとして表示される事がわかる。
「個人用コンテンツ」は、ログインしているユーザー個人のためのフォルダなので、CSVデータを他のユーザーも使用可能とするため、「チーム・コンテンツ」にCSVデータの移動を行う。
まずは移動先のフォルダを作成するため、「チーム・コンテンツ」から任意のフォルダで「+」から「フォルダー」を選択し、任意の名称(今回は「アップロードデータ」)を指定。
「個人用コンテンツ」の「製品マスタ.csv」の「・・・」から「コピーまたは移動」を選択。
チーム・コンテンツの「アップロードデータ」フォルダを指定し「移動先」を選択。
#自己学習記事一覧
Cognos Analytics をエンドユーザーの方に自己学習して頂くためのサイト
https://qiita.com/shinyama/items/95885c7246dc413b6448