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Cognos Analytics レポートでcase文を使用する

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#case文の使用
例えば製品ラインが「キャンプ用品」の時は、数量は「0」で表示したい、2013年は消費税8%で計算したい、など、特定の条件の時に数値を操作するcase文の使用方法を学習します。
010.JPG

#手順
レポートを新規に作成して、クロス集計を配置。
画像のように、行に「製品ライン」、列に「年」、クロス集計の交点に「数量」を配置。
003.JPG

レポートを実行すると以下のイメージ。
004.JPG

例えば、「キャンプ用品」の数値は表示したくないとする。

「クエリー1」に移動し、「数量」をダブルクリックして以下のように編集する。
ここで、case文の中にある[製品ライン]は、赤枠の左から2番目のタブから[製品ライン]から持ってくる事で、「クエリー1」上で既に取得している「製品ライン」を再利用する事ができる。
case
when [製品ライン] = 'キャンプ用品' then 0
else [販売 (クエリー)].[販売の実状].[数量]
end

006.JPG

レポートを実行すると、キャンプ用品の数値が0になっている。
007.JPG

再度レポートのクエリー1の「数量」を編集し、2013年は消費税8%を計算する式を入れてみる。
case
when [製品ライン] = 'キャンプ用品' then 0
when [年] = '2013' then [販売 (クエリー)].[販売の実状].[数量] * 1.08
else [販売 (クエリー)].[販売の実状].[数量]
end
008.JPG

レポートを実行すると、2013年のデータは1.08倍されている。
009.JPG

※参考
If文でも同じ様な条件分岐ができるが、条件が複雑な場合case文の方が書きやすい。
if ([製品ライン] = 'キャンプ用品') then (0)
else if ([年] = '2013') then ([販売 (クエリー)].[販売の実状].[数量] * 1.08)
else ([販売 (クエリー)].[販売の実状].[数量])

#自己学習記事一覧
Cognos Analytics をエンドユーザーの方に自己学習して頂くためのサイト
https://qiita.com/shinyama/items/95885c7246dc413b6448

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