Cognosのあるある話なので、困ったら参考にしてください。
Cognos BIの環境をセットアップしてから、1年後のある日突然、Cognos BIが起動しなくなる時があります。
また、Framework Managerも含めて、Cognos Configurationを保存しようとした時に、「暗号情報の生成」の箇所で失敗して、いつまでもセットアップできない時があります。
Cognos BIが起動できない件は、複数ノードに分散されたCognos環境で発生する事象で、こちらの365日の設定に起因するものですが、デフォルトで365日なので、知らずにプロジェクトを離れた後に、ある月曜日の朝に、突然Cognosが起動しなくなったと連絡を受けた方も多いのではないでしょうか。
Framework Managerの件も、Cognos Configuration保存時のこのエラーのパターンですが、なかなかConfigurationの保存ができずに困った方も多いのではないでしょうか。
どちらのケースでも暗号情報の再生成が必要となります。
このあたりのTechnoteに記載されている再生成手順を実施してください。
How to Regenerate Cryptographic Keys
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21383421
How to Regenerate Cryptographic Keys as of Cognos 10.2.2?
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21694322
How to regenerate cryptographic keys in Cognos Analytics 11.
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21995088
暗号化の情報の全般的な話に関しては、なんと言ってもこのリンクが最も良くまとまっていますので、是非ご一読下さい。
IBM Cognos 10 暗号化サービス 【CSK編】
http://www.ibm.com/developerworks/jp/data/library/cognos/cognos10_encryption-service/