前回、GASで短縮URLを作成する方法に関して書いたのですが、短縮URLを作成する作業は別のシートやGoogleフォームから送られたURLを短縮したいなどの需要があるときに、毎回コピペするのも面倒だと思うので、公式ページを見ながらライブラリにして流用できるようにしてみます。
手順
1. ライブラリにするスクリプトを作成する
Google Apps Scriptを新規で立ち上げます。
立ち上がった画面でライブラリにしたいスクリプトを書きます。
/**
* bitlyで短縮URLを作成する。
*
* @param 短縮したいURL
* @return 短縮されたURL
*/
function makeBitlyShortUrl(longUrl) {
const ACCESS_TOKEN = 'Bitlyで取得したアクセストークを記述';
const ACCESS_URL = 'https://api-ssl.bitly.com/v4/shorten';
var payload = {
'long_url': longUrl,
};
var headers = {
'Authorization' : 'Bearer ' + ACCESS_TOKEN,
'Content-Type': 'application/json',
}
var options = {
"method" : 'POST',
'headers' : headers,
'payload' : JSON.stringify(payload),
}
var response = UrlFetchApp.fetch(ACCESS_URL, options);
var content = response.getContentText("UTF-8");
return JSON.parse(content).link;
}
2.ライブラリとして登録する
ヘッダーメニューから公開を選択し、実行可能APIとして導入をクリック。
クリック後に、以下のポップアップが表示されるので、バージョンの説明とアクセス権限を選び、配置をクリックすると、登録が完了します。
次に出るポップアップに表示されるAPI ID
は呼び出し側のGoogle Apps Scriptで利用します。
3.ライブラリを利用する
Google Apps Scriptを新規で立ち上げる or すでに利用されている GASの編集画面を立ち上げて
ヘッダーメニューから、リソースを選択し、ライブラリをクリック。
立ち上がったポップアップで、ライブラリに追加の横にあるフィールドに 2で表示された、 API ID
を入力して追加をクリック。
読み取れると、ポップアップの上部に今回作成したライブラリが追加される。
バージョンの選択し、識別子を入力して保存をクリック。
※ 呼び出し側のスクリプトでは識別子に入力された値を使って、メソッドをコールします。
これで準備が整ったので、スクリプト側でライブラリに定義された、識別子+ .
を入力するとライブラリ側で定義したメソッド名が保管され表示されます。
これで、ライブラリの作成と呼び出しは完了です!
GASのレベルをあげて色々と業務に役立つツールを作っていきたいです!
以上、明日もよろしくおねがいします!