Vision AIを利用した文字認証によるOCR処理テスト。
Visin AIの利用に当たってはAPIキーを取得して今回はPHPのサンプルプログラムにて、文字認識したテキストデータを取得するという、手順を踏みます。
今回は、獣医師の医療現場で使う血球検査機器の付属プリンタ出力データを画像として認識させています。
実際の印刷結果から必要な部分をトリミングして、テキスト化することにより、より確実なデータとして変換取得可能となります。
最近の携帯端末の写真機能では編集によりトリミング可能ですが、印刷結果をトータルに保存し、その画像より必要な部分をトリミング取得する機能としては、Cropper.jsのようなJavaScriptライブラリを利用することで、必要なテキストデータを取得できます。下記のようにトリミング可能となります。
この画像をVisionAIのテストサイト https://cloud.google.com/vision?hl=ja にて変換し、jSON配列内のtextAnnotationsのdescriptionにて
WBC\nRBC\nHGB\nHCT\nMCV\nMCH\nMCHC\nPLT\n111\n545\n13.5\n40.9\n75.0\n24.8\n33.0\n49.1
と言うようにテキストを返してくれます。
"textAnnotations": [
{
"boundingPoly": {
"vertices": [
{
"x": 9,
"y": 4
},
{
"x": 151,
"y": 4
},
{
"x": 151,
"y": 118
},
{
"x": 9,
"y": 118
}
]
},
"description": "WBC\nRBC\nHGB\nHCT\nMCV\nMCH\nMCHC\nPLT\n111\n545\n13.5\n40.9\n75.0\n24.8\n33.0\n49.1",
"locale": "und"
}