低スペックのノートパソコンで、Perl入学式(2017)をどうにかこなす方法はないかと熟慮に熟慮を重ねて、現時点での解を作ってみました。
- 仮想化環境は Virtual Box
- Linux環境は CentOS6.9 32bit
- ターミナルは RLogin
- エディタは Notepad++
Linux仮想マシンのメモリが256MBで収められるので、メモリ1GB程度のPCでも、これで何とかなるかな~という感じです。
Linux仮想マシン
ストレージは3GBの可変サイズに設定。インストール時は少し多い目(512~768MB)のメモリを割り当てた状態で、CentOS6.9のminimumインストールを実行します。
インストールを完了後に、メモリを256MBに削減してください。
なお、素の状態ではperlが入っていなかったので、$yum install perl
でインストールを実施。この先のカリキュラムによっては他にもインストールが必要になるかもしれませんが、とりあえずこのまま進めましょう。
なお、ネットワーク関連は以下のように設定。
nameserver 192.168.1.1
DEVICE=eth1
HWADDR=[特に変更しない]
TYPE=Ethernet
UUID=[特に変更しない]
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=192.168.56.129
NETMASK=255.255.255.0
仮想化環境側では、ネットワークアダプタを以下のように設定してください。
- アダプタ1をブリッジアダプターに設定。
- アダプタ2にホストオンリーアダプターを設定。
ターミナル
パスワードを覚えてくれる方が楽だし、外に出ないのでRLoginを使うと便利。
RLoginダウンロード
RLogin説明
エディタ
viでソースを書くのがダルいので、sftp拡張があるエディタとして Notepad++がお勧めです。
[プラグイン]メニューから、[NppFTP] → [Show NppFTP Window]を選び、表示されたウインドウから[Settings]→[Profile settings]を選ぶと、以下のダイアログが開きます。
ここでIPやログインIDとパスワードを設定すると、ディレクトリ一覧が表示され、新規のディレクトリの作成やファイルの作成が簡単にできます。
あとがき
一応、ovaファイルを用意しているので、差し支えなければそのうち配布したいなあ、と思っています。