なお、本投稿は私が個人的に訳したものであり所属する企業や団体における公式見解ならびに公式発表ではございません。
Amazon CloudSearchに "domain metrics" と "index field statistics" という、2つの新機能が追加されました。
domain metricsは、スケーリングの決定、トラブルシューティング、そして、あなたのクラスタをよりよく管理するのにご活用いただけます。Amazon CloudSearchは下記の4つのメトリクスを公開します。
・SuccessfulRequests: 正常に処理された検索リクエスト数
・SearchableDocuments: 検索INDEXの中で検索可能なドキュメントの数
・IndexUtilization: 検索インスタンスにおけるストレージの使用率
・PartitionCount: 検索INDEXが保持されているパーティションの数
本日から、Amazon CloudSearchを利用可能な全てのリージョンにおいて、追加コストをお支払い頂くこと無く、これらのメトリクスを取得することができます。但し、CloudWatchを用いてメトリクスのアラームをセットする場合は、CloudWatchの標準の利用料金がかかります。
domain metricsの詳細に関しては Amazon CloudSearch Developer Guideの
Monitoring an Amazon CloudSearch Domain with Amazon CloudWatchをご覧ください。
上記に加えて、検索結果と共にfield statisticsを取得することが出来るようになりました。field statisticsをご利用いただくことで、チャート作成や分析をpost-processing無しに行うことが出来ます。こちらは、Apache SolrのStats componentと同等の機能を持ちます。Field statisticsはfacet可能なnumericなフィールドでのみ利用可能です。取得出来る統計は、count, min, max, mean, missing, stddev, sum, そして sumOfSquares になります。
index field statisticsの詳細に関してもAmazon CloudSearch Developer GuideのGetting Statistics for Numeric Fields in Amazon CloudSearchをご覧ください。
Amazon CloudSearchはフルマネージドなサービスで、簡単に、セットアップ、管理、スケールが可能な検索ソリューションをあなたのWebサイトやアプリケーションにお届けします。
これからAmazon CloudSearchをはじめる方は、AWS Management Consoleからご利用ください。30日間の無料トライアルが適用されます。リリースされた機能についてより深く知りたい方は、Amazon CloudSearch Developer Guideをご覧ください。是非、追加された機能に関しまして、CloudSearch forumでご意見をシェアしてください。私たちは皆さまからのフィードバックに感謝するとともに、今後のリリース計画を立てる際のプライオリティ付けの参考にさせていただきます。