handleClickメソッドとonClickメソッドの違い
handleClick
メソッドと onClick
メソッドは以下の違いがあります。
1. handleClick メソッド
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handleClick
メソッドは、Reactコンポーネント内に定義されるJavaScript関数です。 - 通常、UIイベント(例:クリック)が発生したときに呼び出されます。
- これは単なるJavaScript関数であり、Reactに特有の機能ではありません。
2. onClick メソッド
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onClick
メソッドは、Reactの要素(例:ボタン)に設定されるプロパティ(属性)です。 - これは、要素がクリックされたときに実行される関数を指定するための特別な属性です。
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onClick
メソッドには通常、handleClick
メソッドや他の関数が渡されます。
例えば、以下のコードでは、onClick メソッドに handleClick メソッドが渡されています。
import React, { Component } from 'react';
class MyComponent extends Component {
handleClick() {
console.log('Button clicked');
}
render() {
return (
<button onClick={this.handleClick}>Click me</button>
);
}
}
この例では、handleClick
メソッドがボタンがクリックされたときに実行されますが、実際に呼び出されるのは onClick
メソッドです。onClick
メソッドは、ボタンがクリックされたときに handleClick
メソッドを呼び出すためのものです。