コンポーネントとは
コンポーネントは、UIを構築するための再利用可能なビルディングブロックです。コンポーネントは、UIの一部を表し、独自の状態を管理し、必要に応じてレンダリングされます。Reactでは、コンポーネントを使用してUIを階層的に構築し、複雑なUIをより小さな部分に分割して管理することができます。
Reactのコンポーネントには、以下の2つの主要なタイプがあります:
1. クラスコンポーネント
- クラスコンポーネントは、React.Componentクラスを継承して作成されます。
-
render()
メソッド内でUIを定義し、this.state
を使用して状態を管理します。 - ライフサイクルメソッド(例:
componentDidMount
、componentDidUpdate
)を使用して、コンポーネントのライフサイクルイベントに応答します。
import React, { Component } from 'react';
class MyComponent extends Component {
render() {
return <div>Hello, World!</div>;
}
}
2. 関数コンポーネント:
- 関数コンポーネントは、単純なJavaScript関数を使用して作成されます。React Hooksを使用することで、関数コンポーネントでも状態やライフサイクルの機能を利用できます。
- 関数コンポーネントは
return
文で UI を返します。
import React from 'react';
function MyComponent() {
return <div>Hello, World!</div>;
}
コンポーネントは、ユーザーインターフェースのさまざまな部分を表すために使用されます。例えば、ヘッダー、フッター、ナビゲーションメニュー、ボタン、フォームなど、UI内のどんな機能的な部分もコンポーネントとして表現することができます。これにより、コードの再利用性が向上し、メンテナンスが容易になります。