AWSの機能はどんどんバージョンアップされる
個人請負で運営しているシステムにて、久しぶりに静的コンテンツ(CSS)を含んだリリースが発生。
CloudFront経由でS3に置いたコンテンツを参照する場合、キャッシュによってリリースしてもすぐには反映されないのは既知の事象。
なので、ブラウザですぐに確認するためにキャッシュを再作成することにしました。
1年以上振りに行う作業・・・・・・あれ? まったく画面が違う!!
いつも行っていたキャッシュ再作成の手順が行えなくなりました。。。
AWSの機能がどんどんバージョンアップされるのは良いことですが今までの手順がゴミになるのはやっかいですね。
キャッシュ設定の確認
まずは新しくなったCloudFrontのキャッシュ設定を確認します。
CloudFront > ディストリビューションを選択 > ビヘイビアタブ > 対象を選択 > 編集
キャッシュキーとオリジンクエストキャッシュポリシーを確認します。
キャッシュポリシーが「CachingOptimized」になっていました。キャッシュを利用している状態です。
※ラジオボタンが「Legacy cache settings」を選択されている場合もキャッシュを利用している状態です。
「Legacy cache settings」はバージョンアップされる前の設定で、キャッシュキーとオリジンリクエストの一部しか制御できない設定です。
キャッシュの無効化
「Cache policy and origin request policy (recommended)」の「CachingDisabled」を選択するとキャッシュを使用しない状態になります。
そのまま「変更を保存」ボタンを押下し、少し待てばS3のコンテンツが反映されます。
確認後
コンテンツが反映されていることを確認したら、キャッシュの設定を戻すことをおすすめします。
特にこだわりがなければ「CachingOptimized」にしておけば良いと思います。