LoginSignup
1
1

More than 1 year has passed since last update.

【AWS】CloudFront経由でS3のファイル更新が反映されない場合の対処法(一時的なキャッシュ無効化)

Last updated at Posted at 2022-11-13

AWSの機能はどんどんバージョンアップされる

個人請負で運営しているシステムにて、久しぶりに静的コンテンツ(CSS)を含んだリリースが発生。
CloudFront経由でS3に置いたコンテンツを参照する場合、キャッシュによってリリースしてもすぐには反映されないのは既知の事象。
なので、ブラウザですぐに確認するためにキャッシュを再作成することにしました。
1年以上振りに行う作業・・・・・・あれ? まったく画面が違う!!
いつも行っていたキャッシュ再作成の手順が行えなくなりました。。。

AWSの機能がどんどんバージョンアップされるのは良いことですが今までの手順がゴミになるのはやっかいですね。

キャッシュ設定の確認

まずは新しくなったCloudFrontのキャッシュ設定を確認します。

CloudFront > ディストリビューションを選択 > ビヘイビアタブ > 対象を選択 > 編集
1.png

キャッシュキーとオリジンクエストキャッシュポリシーを確認します。
キャッシュポリシーが「CachingOptimized」になっていました。キャッシュを利用している状態です。
1.5.png
※ラジオボタンが「Legacy cache settings」を選択されている場合もキャッシュを利用している状態です。
「Legacy cache settings」はバージョンアップされる前の設定で、キャッシュキーとオリジンリクエストの一部しか制御できない設定です。

キャッシュの無効化

「Cache policy and origin request policy (recommended)」の「CachingDisabled」を選択するとキャッシュを使用しない状態になります。
そのまま「変更を保存」ボタンを押下し、少し待てばS3のコンテンツが反映されます。
2.png

確認後

コンテンツが反映されていることを確認したら、キャッシュの設定を戻すことをおすすめします。
特にこだわりがなければ「CachingOptimized」にしておけば良いと思います。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1