公式サイト
英語だし分かりにくいけど、ある程度 Capistrano3 に慣れてきたら参照しよう。
http://capistranorb.com/
まずはインストールして使ってみよう
Capistrano のインストール
Capistrano のインストールは簡単です。RubyGems がインストールされていれば、以下コマンドを実行するだけ。
$ gem install capistrano
これでインストールされます。私は MacBook Pro で試しましたが問題なくンストールできました。
設定ファイルのひな形の作成
Capistrano を使うためにまずはひな形ファイルを作成します。
$ cap install
これだけで以下のようなひな形ファイルが作成されます。
├── Capfile
├── config
│ ├── deploy
│ │ ├── production.rb
│ │ └── staging.rb
│ └── deploy.rb
└── lib
└── capistrano
└── tasks
設定ファイルの編集
次は設定ファイルを編集します。git からソースを取得してアップロードするだけの設定ファイルを作ってみましょう。
アプリケーション名と git リポジトリの指定
アプリケーション名と利用する git リポジトリを設定します。
$ vi config/deploy.rb
以下のように設定すると "/var/www/my_app_name" フォルダ以下に、repo_url の git から取得したソースがデプロイされます。
set :application, 'my_app_name'
set :repo_url, 'git@example.com:me/my_repo.git'
デプロイサーバの指定
$ vi config/deploy/staging.rb
今回は vagrant を使ってみました。
server '192.168.33.10', user: 'vagrant'
デプロイする
あとは以下コマンドを実行するだけで vagrant にアップロードされます。
$ cap staging deploy
デプロイ後 vagrant の "/var/www/my_app_name" ディレクトリ以下に、次の様なディレクトリが作成されます。current がシンボリックリンクになっていて、実際のソースは releases 以下に保存されています。
├── current -> /var/www/my_app_name/releases/20150120114500/
├── releases
│ ├── 20150080072500
│ ├── 20150090083000
│ ├── 20150100093500
│ ├── 20150110104000
│ └── 20150120114500
├── repo
│ └── <VCS related data>
├── revisions.log
└── shared
└── <linked_files and linked_dirs>
単純なデプロイならこれだけで利用できます。