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AzureシステムマネージドIDを使ったVM→Blobへのアップロード

Last updated at Posted at 2021-03-04

AzureシステムマネージドIDを使って、Storage AccountのキーやSASを使わずに、PowerShellでファイルアップロードする手順を試したので残しておきます。

VMのシステムマネージドID有効化

  • Portalの、Azure VMの左バーより[ID]を選択します。
    image.png

  • [システム割り当て済み]をOnにして保存します。
    image.png

  • 確認メッセージが出るので[はい]を選択します。
    image.png

StorageAccountへのロール割り当て

  • Onになると[Azureロールの割り当て]ボタンが表示されるので選択します。
    image.png

  • [ロールの割り当ての追加]を選択します。
    image.png

  • [スコープ]に今回は[ストレージ]を選択します。
    image.png

  • [リソース]に対象のストレージアカウントを選択します。
    image.png

  • [役割]に[ストレージBLOBデータ共同作成者]を選択します。
    image.png

Azure PowerShell インストール

ここからはWindows Serverでの操作になります。

Blobアップロード

  • AzureシステムマネージドIDでログインします。
Connect-AzAccount -Identity
  • ストレージコンテキストを取得します。
$ctx = New-AzStorageContext -StorageAccountName "ストレージアカウント名" -UseConnectedAccount
  • ファイルアップロードします。
Set-AzStorageBlobContent -File "ソースファイル" -Container "ストレージBLOBのコンテナー名" -Context $ctx

注意点

  • システム割り当てマネージドIDは1つのリソースにつき1つに限定されています。今回のような1つの仮想マシンに対して、1つのストレージアカウントというケースではこれでよいです。
  • 1つの仮想マシンで複数のストレージアカウントへのアップロードが必要というようなケースでは、ユーザー割り当てマネージドIDを使う必要が出てきます。

以上

更新:ユーザーマネージドIDの手順を書きました

AzureユーザーマネージドIDを使ったVM→Blobへのアップロード

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