5
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Grafanaのメール設定で詰まった話

Last updated at Posted at 2018-09-17

#Grafanaのメール設定で詰まった話

Grafanaでuser追加のためにメールを送信する必要が出てきました。ですが、それが一筋縄では行かなかったので共有します。

まずばデフォルトの状態でメールが送信できるか確認します。

画面左にあるメニューからAlerting→notification channelsを選択します。+NewChannelで送信テストの画面に移動します。
スクリーンショット 2018-09-17 16.21.27.png

その状態で送信先のメールアドレスを入力してSendTestボタンを押しましす。
SMTPの設定がうまく行ってない旨のエラーが出ますので、SMTPを設定していきます。

まずは設定ファイルの場所から。
自分はUbuntuでgrafanaを使っているので、UbuntuとGmailで説明していきます。

/etc/grafana/
の中の
grafana.ini
が設定ファイルです。
個人的にviエディタが好みなので、
$ sudo vi /etc/grafana/grafana.ini
で入っていきます。
iで入力モードに入っていきます。
設定ファイルの中の[smtp]を設定します。

enabled = true
host = smtp.gmail.com:587
user = example0@gmail.com
# If the password contains # or ; you have to wrap it with trippel quotes. Ex """#password;"""
password = example's pass
;cert_file =
;key_file =
skip_verify = false
from_address = example@gmail.com
from_name = Grafana

hostのポート設定はTLSなら587、SSLなら465が推奨されていますので、推奨に従います。

ここからがハマりポイントです(少なくとも自分はハマりました)、passwordの設定が少しだけ癖があります。
基本的にはGmailのパスワードを書くのですが、普段使っているパスワードとは別に発行する必要があります。
まずはGmailのパスワードを二段階認証にする必要があります。
改めて説明の必要はないと思いますがGmailの設定からお好きな方法で認証してください。ここのページから設定できます。
自分はスマートホンを使っていないので、SMSで認証しました。
認証が済んだら、アプリケーション用のパスワードを発行します。16桁のパスワードが発行されますので、grafana.iniの

trippel quotes. Ex """#password;"""
password = example's pass

example's passの部分に入力します。
escで入力モードから抜けて
:wq
で上書き終了します。
sudo service grafana-server restart
を入力してgrafanaを再起動することでメールを送信できるようになっています。

ユーザーを追加する方法はこちらを参考にしました。
いんふら女子めも
https://akng-engineer.hatenablog.com/entry/2019/08/14/170157

5
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?