その作業の意義
入力画面や閲覧画面を作成してみることで、どの画面にどの情報が必要か?を検討しようとしていた
前提
そのチームではペーパープロトタイピングを使わずに、デザイナーがライブコーディングしていた
また、画面や情報の洗い出しもユーザーストーリーベースではないため、乱立気味で価値が高そうに思える情報がそうでない情報に埋もれ気味だった
やってみて思った
たたき台の画面を動かせるのがデザイナー1人しかいないので
デザイナーが「これをやってみては」の作業ボトルネックになった
また、大掛かりな変更は行いづらかった(というか不可能)
画面構成の変更は不可能に近かった
また、デザイナーが操作に専従になって、クリエイティビティを発揮できなかった
ペーパープロトタイピングの長所
参加者全員がプロトタイプを変更できるので、「俺が考えた最強の画面モデル」を気軽に発表できる
また、全員が意見を言いやすい
デザイナーがクリエイティビティと主導権を発揮しやすい
本来の目的だった情報の画面配置と画面がユーザーの利用目的に合致しているか?のチェックもしやすい
ペーパープロトタイピングの短所
扇風機のある部屋や、空調の風量が異常に強い部屋ではやめたほうがいい
あと一旦中断を挟んだ後の前回の再現作業が難しい