これはニフティグループ Advent Calendar 2019の1日目の記事です。
はじめに
去る11月30日に、AWS認定試験の一つであるAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを受験してきました。
n番煎じですが、受験体験記を残しておきます。ちなみに技術系の資格受験はこれが初めてです。
試験の概要についてはこちらもご覧ください。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/
私について
- 新卒2年目エンジニア
- 学生時代は高エネルギー天文学を専攻し、当時はAWSはおろかITに関する知識もほぼゼロ
- 入社後に新規サービスのAWS環境構築や、自社サービスのAWS移行などを担当
私が入社する少し前からAWS導入の波が来ており、幸運なことに業務でAWSに触れる機会は多くありました。
特に、サービスのAWS移行などを通して一般的なネットワークの知識や、AWS Well-Architectedで挙げられているような概念を身につけることができました。
勉強したこと
社内でAWS認定試験取得を目指している者同士で定期的に集まる勉強会が開催されており、私もそれに参加していました。SAAを始めとして、更に上位の資格を取得している先輩も参加しており、有益なアドバイスを多く頂くことができました。
自習としては以下の本のKindle版を購入し、通勤時間に読み進めて一ヶ月ほどで一周しました。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト
基本的なコンピューティングサービスやストレージサービスなどは、業務でも使っていたので、自分の知識を確認するような作業でサクサク読み進めていきました。
逆にKinesisやSQSなどは実際に使用したことがなかったので、解説を読んでも理解が追いつかない部分もありました。これらについて、もう少し重点的に勉強したい気持ちもありましたが、とりえあず試験を受けてみることにしました。
落ちたら勉強し直せばいいやと気楽に考えました。
模擬試験
模擬試験は当日の朝に受けました(笑)
もっと余裕を持って受けておいて苦手な箇所を把握し、潰していくべきなのでしょうが、いつの間にか当日になってしまいました。
まあ試験画面のUIに慣れることが出来たので、受けてよかったと思っています。
ちなみに、模擬試験の結果は以下のとおりです。
総合スコア: 72%
トピックレベルスコア:
1.0 Design Resilient Architectures: 77%
2.0 Define Performant Architectures: 57%
3.0 Specify Secure Applications and Architectures: 83%
4.0 Design Cost-Optimized Architectures: 50%
5.0 Define Operationally-Excellent Architectures: 100%
合格ラインが7割だとすると、かなりギリギリですね。。
本番
実際の試験は模擬試験よりも難しく感じました。問題文が長めの問題が多かった印象です。選択肢に聞いたことない機能名が書かれている時などは絶望しかけましたが、なんとか消去法で絞り込んでいき答えを捻り出しました。
正直試験中は受かる気が全くしませんでした。
一通り解き終えた段階で半分ほど時間が余っていました。途中退出する人もちらほらいましたが、私は念の為最初から順に見直してから提出しました。
結果
アンケートに答えた後、結果が表示されます。
結果は…合格でした!!
まだアカウントに結果が反映されていないため、総合スコアや得点の分布は確認できないのですが、無事に合格できて良かったです。
結び
私の場合は、業務でAWSに触れていたのが大きく合格に寄与しており、対策本はあくまで補助的な役割を果たしていたと思います。
過去の体験記などを見ていると、AWSコンソールを全く使ったことがないのに合格している方もいますが、自分には真似できそうにないです。
実際に使ってみるのが理解を深める一番の近道だと思います。
今後は上位資格のSAPやAWS 認定 機械学習 – 専門知識などにチャレンジしていきたいと思います。
明日は @johnFkennedy さんがteachablemachineを使って、なんかやってくれるそうです。
お楽しみに!