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Sentryでエラー監視を始めてから良かったこと

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はじめに

社内プロジェクトでSentryをインストールしていたものの、入れていただけで有効活用はできていなかった。

そこで、テックブログなどを参考に他社のSentry運用方法を調べて、それを自社プロジェクトに落とし込み、実際に運用を始めてみた。

今回はエラー監視をやってみて良かったことをまとめてみた。

運用開始前の印象

  • 面倒くさそう・・・
  • いっぱいエラーが来て、他の業務が圧迫されたらやだな

良かったこと

  • システムの理解につながった
    →ユーザーがどういう使い方をしているのかがわかった!運用を続けると否応にも頻度の多いエラーとその原因がわかってくるので、より全体を見た対処法を考えられるようになる!
  • ユーザーの問い合わせに自信を持って答えられる
    →常に監視をしていて問題が起きたらすぐ対処できる体制ですと答えることで、ユーザーからの信頼につながった!
  • 続けるごとに確実にエラーが減っていくので、ユーザーからの問い合わせ頻度が減り、保守コストが下がる。

継続したらこんなことに気づきました

  • 意外と発生するエラーは偏っている
    →全体の2割の機能を8割のユーザーが使っている、とどこかで聞いたことがあるが、発生するエラーは意外と偏りがあり、一つ修正するだけで多くのエラー発生を修正することにつながった。

おわりに

何かと面倒になりやすい保守業務ですが、Sentryでエラー監視を初めると、エラーを効率よく潰すことが業務量の削減につながるので、保守業務に前向きに考えて取り組むことができるようになった。

仕様決定段階で、例外を発生させないように色々なケースを想定したり、(この辺りは、エラー監視を通してエラーの発生傾向を掴んでいたことがいい経験になった)
設計段階では、最小限の手間で複数のエラーに対処できるように、共通化を意識したりとか。

手を動かすだけのエンジニアにならないために、必要な思考回路が身についていったと思います。

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