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底辺エンジニアがこの先生きのこるには

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底辺エンジニアがこの先生きのこるには

はじめまして、この記事が初投稿となります。
普段はあまり文章を書く機会がないため、読みにくい点があるかもしれませんが、どうかお付き合いください。

現在に至るまでの軌跡

新卒でエンジニアとして就職してから、なんとなく働き続けて約10年が経ちました。
正直なところ、特別な努力もせず、ただ日々の業務をこなすだけの毎日でした。

キャリアのスタートはSES。
主な業務はテスト作業で、技術力が身につくような環境ではありませんでした。
気づけば5年が経ち、「このままではマズい」と思い立ち、転職を決意します。

その際、「個人事業主として働くのもアリかも」と思い、某フリーランスエージェント(レ〇テック)を利用して活動してみました。

ある日、客先へ同行する際にエージェントの担当者が持っていたメモがチラッと見えました。
そこには「スキルはあまりなさそう」との記述が——。
悔しさと恥ずかしさが入り混じり、あのときの気持ちは今でも忘れられません。

結局、個人事業主としてやっていく自信を失い、ふたたび会社員として働く道を選びました。

転職活動は急ぎだったため、企業研究もそこそこにIT派遣企業へ入社。
前職が業界大手のSES企業だったこともあり、入社早々「なんでもできる人材」と思われてしまい、〇菱系列の現場に即戦力として1人で派遣されました。

しかし現実は、「即戦力」など程遠い状況。
スキル不足のまま現場に入ったため、足を引っ張ることの方が多かったです。

それでも、そこで初めて「このままでは本当にまずい」と危機感を抱き、業務に必要な知識だけでなく、自発的な学習を始めました。

現場の上長には「基本がなってない」「嘘をつかないでください」とまで言われ、心が折れそうになりながらも働き続けました。
1年後に契約が終了し、送別会の帰り際にその上長から「パワハラしてすみませんでした」と謝罪されたのは、今でも印象に残っています。

その後、いくつかの現場を経験し、少しずつではありますが、スキルも積み上がってきたように感じています。

本題:35歳になったエンジニアが考えるこれから

現在、35歳。
「エンジニアの定年」とも揶揄される年齢に差し掛かりました(この説の真偽はともかくとして)。

ここまで、プロジェクトのリーダー経験はありません。
上流工程の経験も乏しく、一部で基本設計を行った程度です。

現実問題として、多くの企業が求めているのは「プロジェクトを引っ張れる人材」。
自分のような、現場作業はできるがリーダー経験のない人材は、派遣先でリーダーを任されることはまずありません。

そうなると、どうしても「管理する側」ではなく「作業する側」として働き続けることになります。
35歳を超えると、単価も上がりがちなので、採用側から見て「若手でもできる仕事にわざわざ高いお金を払う意味はあるのか?」という判断になりがちです。

つまり、35歳以上でリーダー経験もなく、上流工程の実績も乏しいエンジニアが生き残るには、リーダーとしての実績がカギになると考えています。

しかし、派遣という働き方では、そういったポジションにつく機会はほとんどありません。

自分のように、これまで「のらりくらり」とやってきたタイプの人間が、いきなりリーダー職をこなすのは正直かなり難しい。
でも、もう「難しい」と言っていられる年齢でもないのです。

今、考えている選択肢は以下の2つです:
1. 会社に相談して、リーダー経験を積ませてもらえるよう働きかける
2. 技術者として覚悟を決め、限界までスキルを磨き続ける

この不安は、たぶんこの先も続いていくのだと思います。

でも10年後には、きっと自分なりの答えが出ているはず。
そのときにまた、この記事を読み返して答え合わせができればと思っています。

最後に

同じような不安を抱えている人がいれば、少しでも共感してもらえるとうれしいです。
また、何かアドバイスや経験談があれば、ぜひコメントで教えてください。

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