先日Xamarinハンズオンに参加してきました。Xamarinには触れたことがなく環境構築に手間取りましたが、メンターの方々の親切なご指導のもと、無事ハンズオンを完遂することができました。
以下、VisualStudioでXamarin.Androidを実機用にビルドするときの設定メモです。
##当日用意していった環境
- Windows10 Professional
- 開発者モードを有効化しておきます。
- Visual Studio Professional 2017 version 15.4.5
- 事前資料を基にXamarinを追加インストールしておきました。
- 実機デバッグ用のAndroid(Xperia, Android7.0)
- 開発者オプションを有効化しておきます。
##設定
####1. 実機に合わせたSDKをダウンロードします。
事前資料に基づいてXamarinをインストールした直後はAndroid7.1用のSDKしかインストールされておらず、ハンズオン用のプロジェクトのビルド時に以下のエラーが出ました。
このエラーに対応するため、以下の手順でAndroid7.0のSDKをインストールします。
- VisualStudioのメニューで[ツール]->[Android]->[Android SDK Manager]を選択します。
- 実機に対応するOSバージョンの SDK Platform にのみチェックを入れ、インストールを実行します。
- (他のバージョンのSDK等に勝手にチェックが入るので適宜チェックを外してください。)
####2. プロジェクトのプロパティで以下を設定します。
- アプリケーション → [Androidバージョンを使用したコンパイル:(ターゲットフレームワーク)]を実機に合わせます。(今回はAndroid7.0)
- Androidマニフェスト → [TargetAndroidVersion]を[SDKバージョンを使用したコンパイルの使用]に設定します。
- Androidオプション → [詳細設定]を選択します。
- [サポートされているアーキテクチャ]を実機に合わせます。(今回はARMだったので armeabi と armeabi-v7a を選択しました)
###3.ビルドします。
エラーが出なければ実機での実行が可能です!
##それでもビルドできない場合は
twitterで#JXUGハッシュタグをつけてつぶやけば、手を差し伸べてくださる優しい方々がいらっしゃるはず…!