Azure Blog Storageで、リージョン間の冗長化というと、こちらの2つがあります。
- Geo 冗長ストレージ (GRS)
- Geo ゾーン冗長ストレージ (GZRS)
- それぞれRA- もある
わりと最初に習うのだけど、よく分からず調べたのでメモ。ちなみに、ほとんどのまとめは参考にあるMS社のブログを見ればよさそう。
RA- は 読み取りアクセス
RA-GRS, RS-GZRSは、Read Access(読み取りアクセス)という機能がついている。
どういうものか
- GRS、GZRSでは「フェイルオーバーした後にのみ」セカンダリが読める
- RA-GRS、RA-GZRSでは「常時」セカンダリが読める
つまりフェイルオーバーする前にデータを確認したいときにも使える。
Geo 優先度レプリケーション(Geo Priority Replication)
どういうものか
- リージョン間のレプリケーション時間にSLAを設定する
- SLA:99%以上を15分間以内でレプリケート (月単位)
- 2025年11月GA
-
料金 (Japan East)
- 元のストレージ料金がHot per GBで \$0.04(GRS)〜\$0.0578(RA-GZRS) くらいなので、あまり安いとは言えないかもしれない
| Geo Priority Replication | GRS | RA-GRS | GZRS | RA-GZRS |
|---|---|---|---|---|
| Geo Priority Replication (per GB) | $0.015 | $0.015 | $0.015 | $0.015 |
これまでは?
特にSLAがなかったようです。
AWSではどうなのか?
似た話として、AWSのS3でのクロスリージョンレプリケーション(CRR)では。『S3 Replication Time Control (S3 RTC)を使って、Amazon S3内に保存されている新規オブジェクトの 99.99% を 15 分以内にレプリケートする』とAWSドキュメントに書かれています。
| workload | description |
|---|---|
| S3 RTCを使う | 15分完了99.99%以上、SLAは99.9% |
| S3 RTCを使わないレプリケーション(同一、クロスリージョン) | SLAなし。24-48時間 |
参考
Microsoft社の説明。こちらがStorage Accountの冗長化に関して網羅的で詳しい。(Geo 優先度レプリケーションは未記載で、15分レプリケートの説明は誤解がありそう)