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はじめての記事投稿

「docker-compose」が長いのでaliasを作成した

Last updated at Posted at 2023-06-19

はじめに

dockerを使っていて「docker ~~」「docker-compose ~~」と打つのは面倒なのでaliasを作成してコンパクトにしたいなと思いました。

本記事の対象者はlinux初心者やプログラミング初心者、aliasについて知らない人を対象としております。修正点や改善点などがございましたコメントお願いします!

aliasとは

alias(エイリアス)は、シェルコマンドのショートカットを作成するための機能です。長いコマンドや頻繁に使用するコマンドに対して、短い名前を割り当てることができます。これにより、コマンドの入力が簡単になり、タイプミスを減らすことができます。

エイリアスは、シェルセッションが終了すると消えてしまいます。つまり、ターミナルを閉じて再度開くと、そのセッションで設定したエイリアスは利用できなくなります。

エイリアスを永続的に設定するには、シェルの設定ファイルにエイリアスの定義を追加します。bashを使用している場合は.bashrc、zshを使用している場合は.zshrcという設定ファイルにエイリアスを追加します。

手順

1.現在のユーザーのデフォルトのシェル確認

echo $SHELL

このコマンドは、$SHELL 環境変数の値を表示します。$SHELL 環境変数は、現在のユーザーのデフォルトのシェルを指定します。

出力結果が /bin/bash ならば、現在のシェルは Bash です。/bin/zsh ならば、現在のシェルは Zsh です。macOS Catalina (10.15) 以降では、デフォルトのシェルが Bash から Zsh に変更されています。

2. .zshrcファイルを開く

zshの場合
$ open -e ~/.zshrc

次に自分が設定したいaliasを作成します。

.zshrc
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
alias dc='docker-compose'
alias dcb='docker-compose build'
alias dcr='docker-compose run --rm'
alias dcu='docker-compose up -d'
alias dcd='docker-compose down'
alias dce='docker-compose exec'
alias dcl='docker-compose logs'
alias dps='docker ps'
alias di='docker images'
alias dr='docker rm'
alias dri='docker rmi'

今回はよく使うコマンドのaliasを作成しました。

2. .zshrcファイルを開かずコマンドで入力

上記では.zshrcファイルを開き自分で追記しましたが、コマンドで追記する方法もあります。

echo "alias dc='docker-compose'" >> ~/.zshrc  

3. 変更を反映

設定を反映させるためには、設定ファイルを再読み込みするか、新たにシェルを起動します。設定ファイルを再読み込みするには、以下のコマンドを実行します:

zshの場合
$ source ~/.zshrc 

正常に再読み込みが行われれば、aliasで定義したショートカットコマンドが使えるようになっています。

まとめ

今回はdockerに関するaliasを作成しました。aliasはdockerに限らず様々なコマンドのショートカットに使えるので、使いこなすことで開発効率を上げることができます。

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