はじめに
新卒2年目となり、コードを書く量が少しずつ増えてきました。最近は Java / React / Python と幅広い言語を触っていますが、「読みやすいコードとは何か?」を考える機会はほとんどありませんでした。
実務ではコードを“読むこと”に時間がかかってしまい、理解に詰まる場面も度々ありました…。
そんな状況だったことから、基礎として一度ちゃんと学びたいと思い『リーダブルコード』を手に取りました。
200ページほどのコンパクトな本であり、語り口調で挿絵もユニークで、専門書なのにスラスラ読めました。
①当たり前のようで、立ち止まらないと気づかないこと
読みながら感じたのは、「当たり前だけど普段は気にしていないこと」 が意外と多いということです。
たとえば、
- 名前は短ければ良いわけではない
- 長すぎる名前も逆に読みにくい
- “読み手が最短時間で理解できるか”というのが重要
という視点です。
「短い vs 長い」ではなく、“理解の速さ”がすべての基準になる。
この考え方は、自分にとってかなり新鮮でした。
②抽象的な単語が引き起こす“地味に危ない誤解”
命名の章では特に学びが多く、曖昧な単語は読み手によって解釈が変わる、と説明されています。
たとえば自分の中で思い当たるものを日本語に置き換えると…
- 「大丈夫」:状況によって意味が変わりすぎる
- 「ヤバい」:いい意味なのか、悪い意味なのかも分からない
こうした曖昧さって、コードを読む側からするとどういうこと…?? となってしまい理解に時間がかかってしまいます。
本書ではこういう“解釈の揺れ”に敏感でいる大切さが、例を通じて分かりやすく解説されていました。
③AI でコードを書く時代だからこそ、読みやすさが大事
最近はコードを書くときに AI を使う場面が増えてきました。
ただ、AI が生成したコードは、必ずしも読みやすいとは限りません。
だからこそ、
AI が生成したコードを、自分やチームが読みやすい形に整える力が必要になる
と強く感じました。
“動けばいい”だけではなく、
後から読む人が迷わないように整える視点が、これからますます重要になっていくと感じました。
④飛ばし読みできるのが“最高のコード”
特に心に残ったのが、
読みやすいコードは、飛ばし読みしても意図が理解できるコード
という考え方です。
- 不要な迷いが生まれず
- 自然に目が進んで
- 処理の流れが頭にスッと入る
そんなコードは、後から読むときにこそ価値が出ます。
“読む時間の短縮”という観点で考える癖は、今後ずっと役に立ちそうだと思いました。
すぐに取り組める実践が多い
ありがたいことに『リーダブルコード』は具体例がとても多く、すぐ使えるものばかりでした。
- 良い変数名の条件
- コメントの付け方
- コードの並び順
- 避けるべき文法
- 段階に分けるテクニック
「すぐに実践できそう!」 と思えるものが多いところが嬉しいポイントでした。
感想
読んでいて、少し難しいなと感じるところもありました。
しかし、
- 今の自分でもできる改善
- 今は理解できなくても後で効いてくる考え方
の両方があると感じました。
完璧を求めるより、
“読み手の理解を最速にする意識” を持ち続ける
これだけでも成長につながると感じました。
これから書くコードの中で少しずつ実践し、
少しでも 「前より読みやすく書けている」
と実感できるようにしたいです。