AzureVMのシリーズのサイズ変更方法(一例)
1.Azure PortalでVM「tyoukan」を選択。(vMのサイズは「Standard E8s_v4」)
2.VMが実行中である場合、VMのサイズを変更すると、再起動される。
パブリックIPアドレスの割り当て設定が「動的」の場合にはIP アドレスが更新されるので、必要に応じて「静的」に設定する。
VMの「ネットワーク」 を選択し、「NICパブリックIP」で青い文字のIPアドレスをクリック。
パブリックIPアドレスの「構成」を選択し、画面にある「IPアドレスの割り当て」で設定が「動的」から「静的」へ設定。
その後、「保存」をクリック。
3.IP構成の変更が正常に保存した後、VMの 「サイズ」 を選択。
一例として、利用可能なサイズの一覧から新しいサイズ「E8s_v5」を選択し、 「サイズ変更」をクリック。
4.VMを確認し、VMのサイズは「Standard E8s v5」になる。
パブリックIPアドレスも変更されない。
注意事項とご参考
1. 注意事項
VMのサイズを変更する際に、以下の点について注意する方が良い。
・VMサイズを変更する際に、VMをホストしている物理サーバーがリソースを改めて割り当てる。
従って、仮想マシンが現在実行されている場合、そのサイズを変更すると、再起動される。
パブリックIPアドレスの割り当て設定が「動的」の場合には IP アドレスが 更新されるので、必要に応じて「静的」に設定する。
・一時ディスクは更新されるので、永続的なデータは保管しないよう注意。
2.ご参考
・地域によって、VMのサイズが制限される(サポートされません)場合がある。
ポータル以外、下記のコマンドは、該当地域でVMのサイズが制限されているかどうかを確認できる。
az vm list-skus --location japanwest --size Standard_E --all --output table
実行結果は以下の通りで、「Standard_E」サイズは地域「japanwest」で制限されていないので利用可能。
公式サイト
VMのサイズを変更する方法に関し、詳細な情報は下記の公開サイト。
<参考>仮想マシンのサイズの変更