※1週間限定で、「勝手に毎日投稿祭り」と題して毎日投稿しています。
ぜひぜひ、皆さんも便乗して下さい。
サーバで作業していると、ファイル転送って使う機会ありますよね。
使う際には、FFFTPを使用したり、WinSCPを使ったり、ツールを使ってデータを送ったりもらったりすると思うのですが、実は、TeraTermでログインしているなら、TeraTermで転送してしまった方が、早いです。
TeraTermを使って、転送機能を使う方法を紹介します。
TeraTermのSCP転送
まず、ファイルタブにある、SSH SCPをクリックします。
ここで、以下のようなSendとReceiveの枠が出てきます。クライアント(Windows作業端末等)から、サーバに対してデータを送るのかもらうのかの違いです。
サーバに送る場合
上側のSendを使う枠に入力する。
From：クライアントから送りたいデータの格納場所を指定
To：サーバの送り先を指定
※Fromは、入力欄右側の「…」で、格納先を選択できますが、Toは、自分で打ち込まないといけないので、パスを覚えてない場合は、予めパスをコピーしておく
入力後は、Sendを押せば、転送が完了する。軽いファイルだと一瞬で終わる。
サーバからファイルをもらう場合
下側のReceiveを使う枠に入力する。
From：サーバから送りたいデータの格納場所を指定
To：クライアントのもらい先を指定
入力後は、Receiveを押せばファイル転送される。
マメ知識
ちなみにファイルタブからSCPを使わなくても、ドラック＆ドロップでもデータは送れる。
また、転送とは関係ないが、ショートカットキーを覚えてしまうと、TeraTermの作業も効率よく行える。
例えば、同じサーバへアクセスするブラウザを複製したい場合は、Alt＋dでパスワードを入力することなく複製できる。他には、新しい接続先にアクセスする場合は、Alt＋n、TeraTermを閉じる場合は、Alt＋qなど、覚えると作業効率もアップするので、是非、使ってみて下さい。