##はじめに
私は現在、社内で新人達のメンターを勤めているのですが、
プログラミング学習には向かないダメ勉強法を選択している人が多い気がします。
正しい勉強法で学習すれば成長も早いのにもったいないなと思い、この記事を書いてみました。
※この記事には私の独断と偏見が含まれています。
##1.技術書を丸暗記する
初学者の方にかなり多いのが、とりあえず技術書を丸暗記しようとする人です。
知識だけ詰め込めば上達するわけでは無く、
プログラミングはどちらかと言うと、ロジックや構成などを考えられる力を重視します。
テストで良い点を取りに行く勉強方法は、
プログラミングの勉強にはあまり向いていないと考えた方が良さそうです。
ゲームで例えると、
とりあえずゲームをプレイ(プログラミング)しつつ、詰まったら攻略サイト(技術書やネット)で攻略に必要な情報を検索すればいいだけの話です。
そのうちゲームが楽しくなってきたら、自然と勝手に攻略サイト見ると思いますし、そうなれば最高です。
##2.質問できる環境を作らない、質問できる環境を活用しない
プログラミングをしていると必ず詰まる時がきます。
そんな時のために、社内外で開催している勉強会や交流会で、プログラマーと仲良くなっておくと良いです。
自分の師匠(メンター)を探すと言うことですね。
そういうところに参加している人は、個人的に結構面倒見いい人が多い気がします。
いい人に巡り合えたら、◯◯先生と呼ぶといいでしょう。
プログラマーは先生呼びされるのに弱いので、きっと可愛がってくれると思います。
多分。
LINEやSlackとか何かしらで繋がっておくといいでしょう。
SOFT SKILLSという本でもメンターを探すことを勧めています。
プログラマーというと、ひたすらPCに張り付いてコードを書いてるイメージがあって、コミュ力が必要ないと思われているのか、勘違いしている人も多いんですが、プログラマーにもコミュ力は大切です。
##3.インプットばかりでアウトプットしない
これは一般的な勉強法でも言われていますが、
インプットした知識を人に説明できなければ、理解しているとは言えません。
どうアウトプットするかと言うと…、
こうやってQiitaに記事として書いたり、勉強会で他の人に説明したりがお手軽でオススメです。
プログラミング初学者では少々ハードルが高いかも知れませんが、成果物を作成してそれをマーケットに公開したり、
自分が誰かのメンターになっても良いかもしれません。
メンターをこなすと、人に物事を分かりやすく伝える力も身に着くので、ベンダーや上流の人達に仕様説明をする時に役立ちます。
と言うかこの仕事に限らず、人として普通にあると良い力なので是非身につけましょう。
##4.プログラミングを覚えた後の目標がない
「仕事で必要なんでしょ。それ以上は別に良いじゃん。」、まあ別にそれでも良いですが。
何か自分でやりたい事があるとか、開発したいものがある人の方が伸びる傾向がありますし、そっちの人の方が技術力も高いので、結果的に給料もたくさんもらっている人が多いですね。
学習する上で、プログラミングを仕事のための勉強としてやるのか、遊びだと思ってやるのか。
どちらがモチベーション上がりますかね?
##まとまってないまとめ
色々なところで言われていますが、
超重要なのはモチベーションを維持することです。
効率良く勉強して素早く成長していきましょう。