はじめに
こんにちは、エンジニア4年目の嶋田です。
この記事を開いていただき、ありがとうございます!
2025年、私はChatGPT、Claude、GitHub Copilot、Cursorと、ありとあらゆるAIツールを使いながら開発をしてきました。
GitHub CopilotとCursorを使って「爆速開発」を実現できていると思っていました。
しかし、ある日気づいたのです。
「結局、自分の知識がないと修正できない」
この記事は、AIに依存しすぎた開発で痛い目を見た私が、
2025年を振り返りながら「AIとの正しい付き合い方」について考えた記録です。
ぜひ最後までお付き合いください。
最初は「AIすげー!」だった
開発を始めた当初、AIの便利さに完全に魅了されていました。
CursorやGitHub Copilotのエージェントモードを使えば、コードの実装からデバッグまで、ほぼ全自動でやってくれる。分からないことも、エラーも、AIに任せれば解決してくれる。
「これで開発スピードが10倍になる!」と本気で思っていました。
実際、表面的には「それっぽく動くもの」が素早く作れるようになっていたんです。
しかし、開発での「AIの限界」に直面する
そんな私が最初に壁にぶつかったのは、API実装の場面でした。
仕様書を読み込ませて実装してもらったが…
ある日、API実装のタスクが回ってきました。
「仕様書をまるっとAIに読み込ませて、実装してもらえばいいじゃん」
AIに仕様書を渡し、「このAPIを実装してください」と依頼しました。
数秒後、それっぽいコードが出力されます。
パラメータの設定も、レスポンスの処理も、エラーハンドリングも、全部書かれていました。
「これで完璧だ」
そう思ってローカル環境で動作確認をしたところ…うまく動かない。
何が悪いのか分からない地獄
エラーログを見ても、何が原因なのか分かりませんでした。
- AIが生成したコードのどこが間違っているのか?
- そもそも仕様書の解釈は合っているのか?
- パラメータの形式は正しいのか?
何をどう修正すればいいのか判断できないのです。
開発では「動かない=使えない」です。
しかも、どこが間違っているのか分からないまま時間だけが過ぎていく。
結局、私がやったことは:
- 仕様書を自分で読み直す
- AIが解釈を間違えている箇所を見つける
- 「この部分はこういう意味です」と解釈を伝え直す
- 再生成させる
- また動かない → 1に戻る
この無限ループを何度も繰り返しました。
「AIに任せれば速い」はずが、結局自分で理解しないと前に進めないという現実に直面したのです。
AIが生成したコードの「見えない問題」
もう一つ気づいたことがありました。
AIが生成したコードは、一見すると「ちゃんと動きそう」に見えるのですが、実際には
- 仕様の細かい部分が反映されていない
- エッジケースの考慮が甘い
- エラーハンドリングが不十分
- 既存コードのパターンと合わない
特に厄介だったのは、「80%は正しいけど、残り20%が致命的に間違っている」というケースです。
例えば、APIのレスポンスをパースする部分。
仕様書には「特定の条件下では配列ではなくオブジェクトが返る」と書かれていたのですが、AIはそこを読み飛ばしていました。
結果、特定のケースでアプリがクラッシュする。
仕様書を自分で読んでいないから、その「見落とし」に気づけない。
これが一番怖かったです。
「AIに聞く」から「自分で理解してからAIに聞く」へ
この経験を経て、私のAIとの付き合い方は大きく変わりました。
Before:AIに丸投げ
- 仕様書をそのまま読み込ませる
- 「実装してください」と指示
- 出力されたコードをそのまま使う
- 動かなかったら困る
After:自分で理解してからAIを使う
- まず仕様書を自分で読む
- 重要なポイントを自分で理解する
- AIに「この解釈で合ってますか?」と確認する
- 部分的にコード生成を依頼する
- 出力されたコードを自分でレビューする
AIは道具であり、神ではない
2025年を振り返って、私が一番学んだことは:
AIは強力な道具だが、使う側に基礎がなければ害になる
開発では:
- コードは動かなければ意味がない
- 仕様を満たさなければ使えない
- バグは後で大きな問題になる
だからこそ、最終的に責任を持つのは自分という意識が必要なんだと気づきました。
2026年に向けて:AIとどう付き合うか
2026年も、私は間違いなくAIを使い続けます。
CursorもGitHub CopilotもChatGPTも、手放すつもりはありません。
ただし、使い方は変わります。
開発でのAI活用(慎重に)
- コード生成の前に、自分で設計を考える
- 仕様書は必ず自分で読む
- AIの出力は必ずレビューする
- 「なぜこのコードなのか」を説明できるようにする
→ 理解してから使う、判断は自分で下す
まとめ
2025年、私はAIに依存しすぎて痛い目を見ました。
でも、その経験があったからこそ、AIとの正しい距離感を学べたと思っています。
AIは便利です。でも、便利すぎるからこそ、思考停止してはいけない。
- 開発では基礎を理解してから使う
- 最終判断は必ず自分が持つ
この2つを意識して、2026年もAIと共に成長していきたいと思います。
同じように「AIに頼りすぎて不安」と感じている方の参考になれば嬉しいです。
2026年の目標
- AIが出したコードに「ツッコミ」を入れられるようになる
- 「AIのおかげ」ではなく「AIを使いこなした」と言えるエンジニアになる
それでは、良いAIライフを!