本記事は2021年のMiro Advent Calendar向けに執筆した記事です。
私は仕事の中で日常的にMiroを活用しています。日頃からMiroを使う中で便利だと感じる機能や使い方を紹介します。
完全に個人目線の内容ですのであしからず。
Miroとの出会い
Miroと出会ったのは、1年半ほど前に新しいチームでアジャイル開発をするようになったのがきっかけでした。
それまでは業務の中でチャットツールやタスク管理ツールは利用してきたものの、全く使用感が異なるのが新鮮だったのを覚えています。
最初の印象としては、**「いろんなことができそうだけど、どんな使い方をすればいいんだろう」**という困惑です。
「付箋を貼る」「線でつなぐ」といった基本的な使い方は直感的にできるものの、与えられたまっさらなボードを前に、どんな風に使うかのイメージがわかなかったのです。
"いろいろできる"はわかるんですが、"どう使うか"は思いつかない、という"手段"はわかるけど"目的"が描けないという感じですね。
Miroはいいぞ
ここからが本題ですが、そんな私が徐々に使う中で伝えられることとしては「Miroはいいぞ」ということをお伝えできればなと思います。
「そんなの普通にやってるよ」、って方もたくさんいると思いますが、少しでも参考になる部分があると嬉しいです。
ふりかえり
Miroを使い始めるきっかけになったチームでは日常的にふりかえりを実施しています。ふりかえり、って反省会になりがちなんですよね。
そんなときも、無機質な文字の羅列で淡々とふりかえるのではなく、カラフルなオブジェクトでふりかえりができるだけれでも多少気持ちが和むものです。
ふりかえりを拡張する「ふりかえりチートシート」←のようなチートシートを参考に、いろいろなふりかえり手法を試してみるとMiroのカラフルさと相まっていい感じです。
こちらの例では、キャッチーなモチーフを使いながら「チームを加速してくれるもの(ロケット)」「チーム活動の阻害要因(隕石)」「チームのありたい状態(右上の惑星)」について感じることを共有し、自分たちの現状や有りたい姿を話し合ったものです。
ステークホルダーマップ
私の所属している組織では、社内のプロジェクトに支援として参画することがああり、いろいろな組織の人達と一緒に業務をする機会が多いです。
いくつもの組織の人と仕事をしていると、「△△は誰に相談すればいいんだっけ」「〇〇さん、ってどういうつながりで会話したんだっけ、、」とたまに忘れてしまうことがあります。
そんなときに役立つのがステークホルダーマップです。ステークホルダーマップがあると、忘れたときの思い出しや新しいメンバーが加わったときに、チームを取り巻く環境がみえやすくなります。
Miroのいいところは、共同編集ができることや、フレーム機能、オブジェクトをつなぐ機能が使いやすいところですね。
フレーム機能でささっとグルーピングしたり、オブジェクト同士をつなげるのが簡単です。
また、ファイルとして保存する描画ツールと違いオンラインで見れるため、最新版をダウンロードする必要がありません。
「ファイル更新されてるからダウンロードしないと、、、」など考えずに、ダッシュボードからポチッとすれば、常に最新の状態が見れます。
成果物のイメージすり合わせ
私のチームでは、開発やら企画やらなんでもやります。
そんなこんなでまだ見ぬ成果物について会話することが多いんですね。
そうするとよくあるのが「やりたいことは分かったけど、成果物はどういうイメージになるんだろう」「あーはいはいそういうの作ればいいのね(実際のイメージと違う)」ということがよくあります。
そんなときに↓みたいな感じでイメージを書いてしまえば一発ですね。仮にバシッと完璧にイメージが合っていなくても、そんなにかけはなれた物が出来上がることはあまりないです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
調べてみるとMiroでバーチャルなオープンキャンパスをしているような教育機関もあったりするようです。使い方は無限大ですね!
どういう使い方ができるか、は徐々にノウハウが溜まってきているものの、まだまだ自分で新しい使い方を生み出すということはできてないなと感じています。
いろいろな使い方をどんどん発信していき、生き生きとした社会になっていくといいですね!