はじめに
資格手当の更新が迫っている...!
私の勤める会社では有難いことに資格手当が月次で支給されるのだが、インフラ配属前に受けた AWS 認定資格があろうことか今年の8月と12月に期限切れを迎えるではありませんか!期限切れ、すなわち給料が下がるとなればプライベートにも支障が出るため、何としてでも更新しなければ...。
あれやこれや考えながら同僚えもんにボヤいたところ、「そういえば最近こんなのがリリースされましたヨ」と ひみつ道具 神情報をもらったので、ハイテンションのまま初めて記事投稿をしてみる。
AWS からの通知
2026年6月23日に届いた通知内容を読んでみると、対象資格について 再受験なしで資格を1年間延長できる新しい更新制度(ベータ版) を開始したよう。要点をまとめると以下。
主なポイント
- 資格の有効期限が90日以内になると利用可能
- AWS Skill Builder上で指定された学習コンテンツとハンズオンを完了することで更新
- 試験会場予約や再試験は不要
- 更新完了後、資格の有効期限が完了日から1年間延長される
必要条件
- AWS Skill Builderの有料サブスクリプション契約
- 対象資格を保有していること
- 資格の有効期限まで90日以内であること
対象資格と必要ポイント(開始時点)
資格の難易度に応じて必要なポイントや課題の最低クリア数が変わってくるらしい。詳細は後述の Skill Builder のコンソール画面で共有する。
なお、Data Engineer、Security Specialty、Machine Learning Engineer も今後追加されるようだが、Speciality 区分となれば要件が「900点・実践課題3つ以上」のように厳しくなるのかもしれない。
| レベル | 認定 | 必要ポイント | 実践課題 |
|---|---|---|---|
| Associate | AWS Certified Solutions Architect AWS Certified Developer AWS Certified CloudOps Engineer |
500点 | 1つ以上 |
| Professional | AWS Certified Solutions Architect AWS Certified DevOps Engineer |
700点 | 2つ以上 |
参考
実際にやってみた
実施手順
1. AWS 再認定ページを開く
AWS 再認定の公式ページを訪問!
https://aws.amazon.com/jp/certification/recertification/
早速、見慣れない更新方法がお出迎えしてくれた...「維持方法」!
当たり前のことだが、既存の更新方法(CBTでテスト受けて更新)も残っているようだった。下記表は AWS Certified Solutions Architect - Associate の例。
| オプション | 費用 | 期限延長 |
|---|---|---|
| オプション1. この試験の最新バージョンに合格して再認定を受ける。 | AWS 認定アカウントの 50% 割引バウチャーを使用してご利用いただけます。 | 3年 |
| オプション2. AWS Certified Solutions Architect - Professional 試験に合格する。 | AWS 認定アカウントの 50% 割引バウチャーを使用してご利用いただけます。 | 3年 |
| オプション3. AWS スキルビルダーで認定を維持する。 | AWS スキルビルダーの有料サブスクリプションで完了できます。 | 1年 |
2. AWS Skill Builder を開く
前述のサイトに導線として記載されていたスキルビルダーのページを開く。
https://skillbuilder.aws/certification/recertification
私の場合、青枠の「Recommended for you」項目に「Eligible」(適格 / 対象)と「not eligible yet」(未だ不適格 / 対象外)が表示された。これは保有資格の状況によって異なると思うが、先述の「必要条件」にあった「資格の有効期限まで90日以内であること」を満たしているかどうかで変わるだろう。
プチ補足
キャプチャは後述のサブスクリプション契約を終えた後に再訪した画面であるため、細部の文言は変わっているかもしれないが、概ね変更はない。
3. サブスクリプションをする
「Eligible」となっている認定のリンクを踏み、画面の指示に従うまま、無心でサブスクリプション契約を結ぶ。
契約が完了すると AWS から次のメールが送られてくる。
備忘までに、メールの内容から注意したほうが良い点を記載。
Your subscription will renew automatically, and we’ll bill you monthly, beginning on the start date of your subscription.
開始日を基準として毎月請求されるようなので、気をつけたいところ。それにしても月額29ドル+税は個人的には高い。—— いや、試験を回避できる時間とストレスを考慮すれば安く感じるかもしれない。そう暗示しよう。
執筆時点で1ドル161.70円なので、以下表のようになる。ただしドル請求であることや、今後月額料金が変わる可能性もあるため、あくまで参考までに。最新の情報は AWS 公式ページを確認する必要あり。
| 項目 | 利用 / 更新期間 | USD | 円換算(税抜) | 円換算(税込10%) |
|---|---|---|---|---|
| Skill Builder | 1か月 | $29 | 4,689円 | 5,158円 |
| 3か月 | $87 | 14,068円 | 15,475円 | |
| 6か月 | $174 | 28,136円 | 30,950円 | |
| 1年 | $348 | 56,272円 | 61,899円 | |
| 3年 | $1,044 | 168,816円 | 185,698円 | |
| Associate再受験 | 3年 | $150 | 24,255円 | 26,681円 |
| Professional再受験 | 3年 | $300 | 48,510円 | 53,361円 |
You can cancel your subscription anytime on your AWS Skill Builder profile page. You have three days from June 25, 2026 to submit a request for immediate cancelation and a full refund of any subscription fees charged.
3日以内であれば即時解約できるようだが、この期間内で AWS 認定の期限延長を満たして解約した場合でも返金対象になるかどうかは不明。また、途中で解約したら1年の延長も無効になるのだろうか。疑問が残るが、これらは試してみて後日更新したい。
4. コースの受講
受講状況の管理画面は次のようになっている。
注意いただきたいのは「Practical Requirement」に「Complete at least 1 practical activity」と書かれていること。これは「対象資格と必要ポイント」で先述の「実践課題」の要件らしい。アソシエイトなので最低でも1つは必要となる。
スクロールすると「Digital Courses」と「Practical Activities」とある。この「Practical」(実践的)な課題が通らなければいけない道のため、画面左のデジタルコースと組み合わせたい場合は画面右のアクティビティを加味してポイント数を計算した方が良いだろう。私は怠惰のため万遍なく潰していくことはないかもしれないが、ゲームのようでワクワクしてきた。これなら再試験のストレスなくクリアできそうだ。
まとめ
AWS の再認定の新たな形式について紹介することができた。なお、細部まで読み切れていないこともあり、コースの内容はポリシー(定められているかは不明)に違反するかもしれないため割愛とする。
初めての記事作成、なかなか楽しかった。いつもテイカー気味で Qiita の技術記事にはお世話になってばかりいたが、これから自分のペースでギバーになれたら良いなと思う。これも「技術記事を書く技術」を買った成果かもしれない —— 未だ100ページも読みきれていないことは言えないが...。
コースを受講してみて認定資格の延長ができた暁には、後日談として追記する。




