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Raspberry Pi とNFCタグリーダを使い勤怠管理。出退勤打刻装置を作成(第3回:オーディオアンプ+スピーカを含め筐体内に実装)

Last updated at Posted at 2018-07-28

はじめに

前回の、「第2回:NG処理とwav音源再生処理の追加」を改良したので、その変更点をまとめました。

20180727_225727.jpg

改良箇所

① 「第1回:まずは完成させる」で作成したRaspberry Pi Zero Wをベースとした。

② 100均(キャンドゥ)で購入したディスプレイケースを筐体として利用

③ USBスピーカ(サンワサプライMM-SPU8BK)のアンプを取り出して実装

20180724_230101.jpg

音を鳴らす設定

USBを挿したあと「aplay -l」コマンドを入力する

root@raspberrypi-206:~#  aplay -l
**** List of PLAYBACK Hardware Devices ****
card 0: ALSA [bcm2835 ALSA], device 0: bcm2835 ALSA [bcm2835 ALSA]
  Subdevices: 8/8
  Subdevice #0: subdevice #0
  Subdevice #1: subdevice #1
  Subdevice #2: subdevice #2
  Subdevice #3: subdevice #3
  Subdevice #4: subdevice #4
  Subdevice #5: subdevice #5
  Subdevice #6: subdevice #6
  Subdevice #7: subdevice #7
card 0: ALSA [bcm2835 ALSA], device 1: bcm2835 ALSA [bcm2835 IEC958/HDMI]
  Subdevices: 1/1
  Subdevice #0: subdevice #0
card 1: MicroII [Audio Advantage MicroII], device 0: USB Audio [USB Audio]
  Subdevices: 1/1
  Subdevice #0: subdevice #0
root@raspberrypi-206:~#

card 1: MicroII [Audio Advantage MicroII], device 0: USB Audio [USB Audio]
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0
というのが追加されているので、

aplay -q ok2.wav

aplay -q -D hw:1,0 ok2.wav
と変更する。

④ その他

筐体内に収めるため、ケーブルやスピーカに手を加えました。
毎日3時に「出勤」、15時に「退勤」に自動で切り替えるプログラムも追加しました。

コード(GitHub)

おわりに

今回プログラミングとはあまり関係ありませんでしたが、装置として一旦完成としたので投稿させていただきました。

100均のケースがナイスでケースから出ているものは電源用のUSBケーブル1本と「出勤」「退勤」「休憩入り」「休憩戻り」を切り替えるタクトスイッチだけの美しい外装となりました。
いままで基板や配線がむき出しだったので、利用者からすると壊してしまうのではという気持ちがあったはずですのでそこは払拭できたと思っています。
明日から利用者が増えてくれることを期待しています。

今後も何か思いついたら改良を継続していきますので投稿を楽しみにしていてください。
質問等ありましたら、できるだけ対応いたしますのでお気軽にどうそ。

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