はじめに
今までExcelを使ってスケジュールの管理をしてきましたが、「表の修正が面倒」「フォーマットが崩れやすい」といった不便さを感じていました。
そこで今回、普段から使用しているメモアプリであるObsidianのコミュニティプラグインMarkwhenを使って、日々のスケジュール管理やプロジェクト管理を一元化してみることにしました。
なぜ「Mermaid」ではなく「Markwhen」なのか?
Obsidianには標準で「Mermaid」がサポートされており、プラグインを入れずともガントチャートを作成することは可能です。しかし、実際に試してみた結果、個人的には以下の理由から「Markwhen」の方が使いやすいと感じました
- 直感的な記述ができる: Mermaid特有の構文ではなく、Markdownに似た非常にシンプルな記法でサクサク書ける
- 視認性が高い: デフォルトでカラフルで見やすく、直感的にスケジュールを把握できる
- ビューの切り替えが豊富: ガントチャートだけでなく、カレンダーなど様々な形式で同じデータを閲覧できる
Markwhenプラグインの導入手順
Obsidianのコミュニティプラグインから簡単にインストールできます
- Obsidianの設定(歯車アイコン)を開く
- 「コミュニティプラグイン」のタブを開く
(※セーフモードがオンになっている場合はオフにします) - 「閲覧」をクリックし、検索窓で
Markwhenと検索 - インストール後、「有効化」をクリック
基本的なWBS・ガントチャートの書き方
Markwhenでは、コードブロックの言語指定を markwhen にすることで描画されます
(以下の例はchatgptに書かせてみました)
```markwhen
title: プロジェクト全体スケジュール
group ログイン機能追加 WBS
# 1. 設計フェーズ
2026-03-09 / 3 days: DBスキーマ・API設計 #design
- [x] ユーザーテーブル設計
- [ ] APIエンドポイント定義
# 2. 実装フェーズ
2026-03-12 / 1 week: バックエンド実装 #backend
- [ ] 認証ロジックの実装
- [ ] 単体テスト作成
2026-03-15 / 5 days: フロントエンド実装 #frontend
- [ ] ログイン画面のUI作成
- [ ] API連携処理
# 3. テスト・リリース
2026-03-22 / 3 days: 結合テスト #test
2026-03-25 / 1 day: 本番環境へデプロイ #release
endGroup
group A機能開発
# 実装フェーズ
2026-03-09 / 3 days: データベース設計 #design
2026-03-12 / 5 days: バックエンド実装 #backend
endGroup
記法のポイント
-
期間の指定:
開始日 / 終了日:または開始日 / 期間:(5 daysや1 weekなど)という形式で直感的に書けます -
タグで色分け: 行の最後に
#redや#blueなどをつけるだけで、バーの色を簡単に変えられます -
見出し(フェーズ分け):
#を使って見出し(フェーズなど)を書くことで、スケジュールの流れを分かりやすく区切ることができます -
グループ化:
group グループ名とendGroupで囲むと、大きなプロジェクトや機能ごとにタスクをまとめることができます。ガントチャート上で折りたたみが可能になり、タスクが増えても見やすく管理できます -
タスクリスト: イベントの下に
- [ ]と書くことで、タスクの進捗をチェックリストとして管理することも可能です
便利なビュー切り替え機能
Markwhenの利点の一つは、一つのテキストデータから様々なビューに切り替えられることです。ファイル上部のアイコン等から、以下のビューに簡単に切り替えることが可能です。
- タイムライン
- カレンダー
- OneView
記述例は同じでも、用途に合わせて見え方を変えることができます。
(※何故か私の環境ではカレンダーに予定が反映されないので、原因がわかる方がいたら
コメントで教えてください
)
おわりに
Markwhenは、Markdownの記述の身軽さと、直感的でカラフルなタイムライン表示を両立させたプラグインです。
Excelでのスケジュール管理に限界を感じている方や、Obsidian内でタスク管理をさせたい方は、ぜひ一度試してみてください!
