発音記号はalc.co.jpの英辞郎 on Webから引用。他にも思い出したら追記するかも?
Label [léibl]
日本語ではラベルと書かれることが多いけど、それで発音しても通じない。レーベルの方が近い。
Route [rúːt]
日本語ではルートと書かれるし、発音記号見てもどう見てもルートなんだけど、ラウトとアメリカでは呼ぶ。イギリスだとルートのままという噂も聞くけど、ルートだとrootと同じになっちゃうので、独自発展した業界発音なのかもしれない。派生語のRouterもルーターじゃなくてラウター。こんなツイートも。
そういえば昨日Routingは米語ではラウティングと読み、ルーティング発音の米語でえっちい意味のスラングがあると聞きました。ルーティングプロトコルは任せてくれとかいうとエロテクマスターみたいな意味になると聞きました。 本当かどうかはわかりません。
— さぎにゃん しゅわー (@arukakan) April 20, 2013
Often [ɔ́(ː)fn]
頻度を説明するのによく使う。カタカナで表現することはほぼないけど、中学・高校で「tは発音しない」と習った人は多いと思うし、発音記号も確かにそうなっている。だけど、僕がアメリカで教わっていた英語の先生は「tは発音する」と言っていたし、サンフランシスコの会社の人もみんなtを発音する。Urban Dictionaryのサイトによると(このサイトもLongmanの引用だけど)、tを発音する派はイギリスでもアメリカでも小数派とあるんだけど、tを付けないと通じないことも多いので要注意。
Mithril
http://ja.wikipedia.org/wiki/ミスリル
ミスリル(mithril)は、J・R・R・トールキンの作品世界中つ国に登場する金属。銀の輝きと鋼をしのぐ強さを持ち、非常に貴重なものとされる(Wikipediaからの引用)。
なんというか英語版の厨二病ワードであることは間違いないし、「俺のVirtual DOMは賢い」「これを使えばリアルワールドで関数型プログラミングを学べる」「テンプレートエンジンがチューリング完全だ」と謳っているJavaScriptのMVCフレームワークのMithrilも厨二病的で微笑ましいのだけど、どうもゲイ専門のポルノ俳優の名前であるらしくて、Twitterで検索するのが危険なワードとなっている。NSFWなので職場で検索してはいけない。
Multi- [muhl-tee, -tahy]
20年ぐらい前にNECが「マルチメディアのNEC」という宣伝文句をCMに流していたのを知らない人も多いでしょうが、日本だと「マルチ」って書きます。僕はやってないけど、ToHeartっていうゲームにもマルチってのが出てたらしいです。
サンフランシスコの会社で「マルチ」的な発音をしたら通じず、「マルタイ」と言ったら通じました。dictonary.comの発音記号には両方書かれていますが、後者のほうですね。マルチスレッドじゃなくて、マルタイスレッドですよ!
Babel[bey-buh l, bab-uh l]とAnti-[an-tahy, an-tee]
babel って American pronounce でも ベーベルとバブゥの2つあるんだ。そういやSFでAnti-もアンタイっていう人とアンティっていう人の二人いたな。
— Yosuke FURUKAWA (@yosuke_furukawa) August 14, 2015
会長情報より。発音記号はdictionary.comからです。
Award[əwɔ́ːrd]とWarning[wɔ́ːrniŋ]
定番のやつです。
日本三大誤読ワー ワーニング アワード あと何?
— tko@jitu (@gdgdiler) October 24, 2015
TeX [tɛk]
組版で使われる由緒あるアプリケーションです。数式の出力が美しく(そのために数学教授のクヌース先生が作った)、直接TeXのコードを書かなくても、近年ではPDF出力のバックエンドとしても大活躍です。
Wikipediaにも発音に関するセクションがあり、何通りかの発音が書かれているTeXですが、クヌース先生によると、「テック」という発音が近いとのこと。外国人と話をする時は「テフ」では通じないそうです。LaTeXはleɪtɛk。レイテックだそうです。
Meteor [miːtɪə,-tɪɔː]
JavaScriptのフレームワークです。日本だと、ファイナルファンタジーの黒魔法とか、黒のマテリアとかの影響もあって、「メテオ」と読む人が多いのですが、外国発音は「ミーティア」だそうです。可愛らしいですね。
Azure[ˈæʒər]とAgile[ˈædʒaɪl]
うしおさんからのタレコミです。
@shibu_jp Azure は、アジュールってかんじだと、Agileに似てるらしいです。アジュー的な感じのほうがよくて、Agileは、しっかりLを発音すると明確になるみたいです。
— TsuyoshiUshio (@sandayuu) September 13, 2016
SQL[ˈsiːkwəl]
Wikipediaにもエスキューエルと、シークウェルと両方書かれているのですが、後者で、英語的に発音すると、「シーコー」となるとのことです。他の地域でもそうなのか、タレコミ求む。
@shibu_jp こちらこそいい記事をありがとうございます。SQL = シーコー的な発音というのもあるあるかも(ベトナムで失敗したw)
— TsuyoshiUshio (@sandayuu) September 13, 2016
expect [ikspékt]
@ymotongpoo, @shiumachi からのタレコミ
期待する、予測する、◯◯して欲しい、みたいな時に使う言葉です。テスト駆動開発の期待値とかでプログラム中にも出てきたりする用語なので慣れ親しんでいる人も多いと思いますが、◯◯して欲しい、という文脈では要注意です。人が主体じゃない状況を予測するには良いのですが、人に対して使うと強烈な命令型として取られる可能性があります。雰囲気的にはこんな感じ。
- 当然◯◯してくれるんだよね?そうじゃなければ黒塗りの高級車に衝突するよ?
- ◯◯してくれると思っていたんだが、君には期待してたのに残念だよ
上司が部下に対して命令するとか、関係性によっては成り立つかもしれないけど、会社対会社とかだと「やべー」という感じ。
◯◯して欲しい、ならI would like you toとか、Could you, It would be nice if you, Can you(カジュアル)の方がよい(ここによるとCould youの方が無難ぽい)とのこと。
parse/parser [/pɑːz/] [/ˈpɑːzə/]
@kuenishiからタレコミ
日本語だと濁らない「パース」「パーサー」といいますが、正確には濁ります。