2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

「経理への問い合わせを減らしたい!固定資産の耐用年数を答えるLINE BotをMakeで作成」

2
Last updated at Posted at 2026-06-17

:pineapple:はじめに

経理部で固定資産を担当している中で、他部署から「この資産の耐用年数は何年ですか?」という問い合わせを受ける機会が多くあります。

固定資産の種類によって耐用年数は異なり、確認するためには資料を探したり、担当者へ確認したりする必要があります。

そこで今回は、LINEで資産名を送るだけで耐用年数を確認できる「固定資産検索LINE Bot」を制作しました。

日常業務の小さな困りごとを、LINE Botとノーコードツールを組み合わせて解決することを目標にしました。

:point_up_tone2:作成したもの

今回制作したのは、

「LINEで固定資産名を入力すると、耐用年数や勘定科目を返してくれるBot」

です。
最新.gif

これにより、経理担当者へ問い合わせをしなくても、必要な情報をすぐ確認できる仕組みを目指しました。

:computer:使用した技術

今回使用したものはこちらです。

Make
LINE Developers
Googleスプレッドシート

:robot:使用したモジュール:

LINE Webhook
Google Sheets
LINE Reply Message

:wrench:システム構成

ChatGPT Image 2026年6月21日 12_22_26.png

Googleスプレッドシートには固定資産データを登録しています。

例:

資産名称     勘定科目       耐用年数
パソコン     工具器具備品       4年
机         工具器具備品       8年
車両        車両運搬具        6年

LINEから送られた文字をもとに検索し、該当するデータを返します。

また、検索結果が存在しない場合でも利用者が困らないように、Routerを使って処理を分岐させました。

:meat_on_bone:制作開始

  1. 固定資産データを準備
    image.png

まずGoogleスプレッドシートに、固定資産の一覧を作成しました。

実際の業務で確認することが多い項目を中心に、

資産名称
勘定科目
耐用年数

を登録しました。

2 MakeでLINE Botを作成

Makeを使用してシナリオを作成しました。

構成は以下になります。
image.png

LINEからメッセージを受け取るためにWebhookを設定し、その内容をGoogle Sheetsで検索します。

3  Google スプレットシートで検索
image.png

LINEから送られた資産名称を検索条件として設定します。

4 Routerで条件分岐
LINEのトーク画面で入力したデータが
一致するデータが見つかった場合、その行の情報を取得します。
●検索結果がある場合
image.png

●検索結果がない場合
image.png

取得した情報をLINE返信用の文章に整形します。

5 返信メッセージの作成
●検索結果がある場合
image.png

🔎固定資産検索結果

資産:{{資産名称}}

勘定科目:{{勘定科目}}

耐用年数:{{耐用年数}}年

結果として、LINE上で確認しやすい形式にしました。

●検索結果がない場合:
image.png

🔎固定資産検索結果

登録されている固定資産が見つかりませんでした。

入力例:
・パソコン
・机
・プリンター

もう一度入力してください。

という形で返信します。

:fire:工夫した点

業務で実際に使える形を意識

単なる検索ではなく、実際の経理業務で使えることを意識しました。

問い合わせ対応では、

「質問を受ける」

「資料を探す」

「回答する」

という流れがあります。

この中の資料を探すという部分を自動化することで、対応時間の削減につながると考えました。

:dragon:苦労した点

Google Sheetsとの連携

最初はスプレッドシートのデータを正しく取得できず、検索条件の設定に苦戦しました。

また、Routerの条件設定では、Google Sheetsから取得したデータが存在するかどうかを判定する必要があり、検索結果をもとに処理を分岐させる部分に苦戦しました。

今後追加したい機能

今後は以下のような改善を考えています。

●資産名の入力候補表示
●部分一致検索
●表記ゆれ対応(PC、パソコン、ノートPCなど)
●複数候補がある場合の選択機能
●固定資産登録依頼機能

また、耐用年数だけではなく、減価償却方法や仕訳例なども確認できるようにすると、さらに経理業務で活用できると思います。

:basketball:まとめ

今回は、Make・LINE Bot・Googleスプレッドシートを組み合わせて、固定資産の耐用年数検索Botを制作しました。

普段の業務で感じていた「ちょっとした確認作業」を、自動化することで効率化できる可能性を感じました。

今回の制作を通して、技術は目的ではなく、課題を解決するための手段だということを学びました。

今後も身近な業務課題を見つけ、改善につながる仕組み作りに挑戦していきたいです。

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?