この記事はLLM(Claude Sonnet 4)による補助によって作成されています
最近、作業中にメモリプレッシャーが黄色信号になることが多くなった気がします。
今のメインブラウザはArcで、そこそこ重いブラウザだと思うので、デュアルディスプレイだとどうしてもVS Codeを複数立ち上げたくなります。するとどうしてもメモリが足りません。
BetterTouchToolでブラウザにショートカットを飛ばして動画の操作をしたいことも考えると、YouTube動画を見るときのブラウザを軽くしたほうがいいと思い、その候補を探すようにしました。メインブラウザを複数ウインドウ開いて片方でYoutubeを開いていると、操作したいウインドウではないウインドウにショートカットが送られちゃいます。
とりあえず、動画視聴用のブラウザとして、メモリ消費がすくないブラウザを調べることにしました。
この記事でわかること
- 主要ブラウザ(Arc, Zen, Dia, Chrome, Vivaldi)の実際のメモリ使用量
- 「複数タブ起動時」と「動画再生時」における具体的なパフォーマンス比較
- 私の環境における、個人的なベストブラウザの結論
この記事の対象者
- Macでの開発中に、ブラウザのパフォーマンスに課題を感じている方
- 多数のタブを常に開いて作業をされる開発者の方
- 軽量で高速に動作するブラウザを探している方
動作環境・前提条件
動作環境
- OS: macOS Sequoia
- マシン: Mac(M2チップ)・16GBメモリ
前提条件
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比較対象ブラウザ:(比較順)
- Arc - 問題のブラウザ。いくつかの他にない便利機能があるが、開発が終了して、バグが多い(気がする)
- Zen - Firefoxベースのブラウザ。ArcとUIがそっくり
- Dia - Arcの開発元が新しく開発したAIブラウザ。ChatGPTが埋め込まれていて、無料で使える
- Chrome - 言わずと知れた王道ブラウザ
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Vivaldi - 結構前、話題に上がった気がするブラウザ。色々便利。
適当だな
注意: このブラウザ選択、完全に私の独断です。市場シェアとか全然考えてません。
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単体のプロセスのメモリのみを計測
- Browser Helperもそれぞれのブラウザに関係したプロセスだと思うが、複数立ち上がっていて特定できないので、計算から除外
検証①:5〜6個のタブを開いた状態
まず、普段の開発作業に近い、5〜6個のタブ(Vivaldi以外固定)を開いた状態でメモリ使用量を比較します。Vivaldiの存在忘れていて、後で検証した
ブラウザ | メモリ使用量(約) | 個人的なコメント |
---|---|---|
Zen | 800MB | めっちゃ重い。 Firefoxベースで、Chrome拡張機能が使えないのは、あまり気にならなかった(Extensityが使えないくらい) |
Dia | 600MB | 特に言うことなし。AIブラウザだったら結構少ないかもしれない |
Arc | 400MB | 不具合が多いけど、結構少ないような気がする |
Chrome | 200MB | 「メモリの高速化」機能が有効になっていた気がするので、正確には比較できていないのかもしれないが、さすがに軽い。Chromeがメモリバカ食いの時代は終わったのか? |
Vivaldi | 170MB | Windowsの時のメインブラウザ。こんなメモリ喰わなかったっけ? Chromeをメインにするのはちょっと……って感じだけど(機能的な面で)、Vivaldiメインにするのはありかもしれない |
Brave | 170MB | 追記2個目。なぜかスマホには入っているが、個人的にPC用のブラウザというイメージがないので、すっかり忘れていた |
Safari | 75MB | 追記3個目。Braveを検証するならそうするよねって感じ。拡張機能が入らないため他ブラウザより圧倒的に有利(当然入れないほうがメモリ使用量は減る) でも流石に少なすぎ。さすがApple。拡張機能が入らないと常用は論外だけど(無理やりビルドして入れる方法はあるらしい) |
おまけ:一つのYouTube動画を開いた場合
次に、YouTubeの動画を再生するときの負荷を計測しました。
Windows時代は、Chrome以外のブラウザはYouTube動画再生用のプロセスが裏で動いていて、総合的にはChromeが一番メモリを喰わなかったのです。
ブラウザ | メモリ使用量(約) |
---|---|
Chrome | 120MB |
Vivaldi | 145MB |
Vivaldiの方がやっぱ若干重いですね。Vivaldi本体のプロセスしか測っていないけど、それもあるのでしょうか……Chromeは機能的にアレなので、Vivaldiを常用するのもありかもしれません。
Windows時代のように動画再生用のプロセスが動いているわけではなさそうでした。
結論:どのブラウザが最適か
今回いろいろ試してみた結果、Vivaldiが思った以上に優秀だったのが驚きでした。(Safariは拡張機能の問題で論外として)
メモリ消費量的には:
- 普段使い・開発: Vivaldi
- YouTube見る用: Chrome
こんな感じで使い分けることにしました。
まとめ
最近iPadも入れて、トリプルディスプレイの環境を試験的に導入中なので、メモリ使用量が大幅に削減できたのはとても大きいです。
予想以上にVivaldiが良さそうなので、Little Arc
などの機能がない分と、メモリ使用量の分を天秤にかけて、しばらくVivaldiで運用してみようと思います。
今後はVivaldiをメインブラウザとして使用しつつ、YouTube動画をChromeに簡単に転送する方法を考えたいと思います。うまくいったら記事にしようかな。
追記
Vivaldi、少し使ってみましたが、めっちゃ軽いです!!
CPU使用率がすぐ上がって、すぐ下がるので、ArcはCPUをうまく使えていないのかもしれません。レスポンスが遅いのか、レイテンシとかの問題なのか……
おそらくVivaldiを常用するでしょう!