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SQL Server Management Studio 22(SSMS)をオフライン環境でインストールする

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Last updated at Posted at 2025-11-30

SQL Serverの管理ツールであるSQL Server Management Studio(通称SSMS)が、バージョンが上がりVisual Studioの一部として提供されるようになったようです。
それに応じて、Visual Studioなど必要なコンポーネントをインストーラーが自動ダウンロードする仕組みになっており、オフライン環境でのインストールバイナリの取得方法も変更になっています。
この記事では、オフライン環境でのSSMSインストール方法をご紹介します。
なお、ODBCやOLEDBドライバーやVC++ランタイムも追加しておりますが、こちらは、SQL ServerとSSMSを同居する場合、SQL Serverのインストールで既にインストール済みの場合がほとんどですので、その場合その手順はスキップできます。

1.バイナリの取得

1.1.インストーラーの取得

インターネットに接続出来る環境で、以下のURLを開きます。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/ssms/install/install

image.png

SQL Server Management Studio(SSMS)インストーラーをダウンロードするをクリックします。

vs_SSMS.exeがダウンロードされたことを確認し、このEXEを作業ができるフォルダに移動します。
(今回は、C:\SSMSに配置します)

1.1.1.オフラインインストーラー用バイナリのダウンロード

コマンドプロンプトを開き、先程のVS_smss.exeが配置されたフォルダに移動し、以下のコマンドを実行します。

CMD
cd \ssms
vs_SSMS.exe --layout C:\SSMS\setup --all

コマンドを実行すると以下のような画面が表示され、勝手に消えます。
image.png

続いてコマンドプロンプトが表示され、Layout Progressという進捗が表示されますので、こちらが終了するまで待ちます。
image.png

しばらく待つと以下のような画面が表示されますので、コマンドプロンプト内で任意のキーを押し、コマンドプロンプトを終了させます。
image.png

1.1.2.追加証明書のダウンロード

続いて、証明書をダウンロードします。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/ssms/install/install-certificates
にアクセスし、「Microsoft Windows Code Signing PCA 2024 証明書」をダウンロードします。

image.png

ダウンロードした証明書を、先程SSMSでダウンロードしたバイナリの配置場所「C:\SSMS\setup\certificate」に移動しておきます。
image.png

1.1.3.必要ライブラリの取得

1.1.3.1.Visual Studio ランタイムの取得

以下から、VCのランタイムを取得します。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/cpp/windows/latest-supported-vc-redist?view=msvc-170#latest-supported-redistributable-version

V14のX64とX86の両方のバイナリをダウンロードします。
image.png

x64版だけのダウンロード・インストールだけですと、OLEDBドライバーをインストールする際に、VC++ライタイムが不足しているというエラーが発生します。必ず、x86/x64の両方のランタイムをダウンロードしてください。

1.1.3.2.ODBCドライバーのダウンロード

以下からODBCドライバーをダウンロードします。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/connect/odbc/download-odbc-driver-for-sql-server?view=sql-server-ver17#download-for-windows
image.png

1.1.3.3.OLEDBドライバーのダウンロード

以下からOLEドライバーをダウンロードします
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/connect/oledb/download-oledb-driver-for-sql-server?view=sql-server-ver17
image.png

1.1.4.バイナリを配置する

ダウンロードした

  • VC_redist.x64.exe
  • VC_redist.x86.exe
  • msodbcsql.msi
  • msoledbsql.msi
    を、インストーラー配置のフォルダ「C:\SSMS\setup\other」にコピーします。

これで、バイナリのダウンロードは、完了です。

2.バイナリのコピー

先程ダウンロードした「C:\SSMS\setup」フォルダ配下を、インストールしたいオフライン環境のマシンにコピーします。

3.インストール

インストールバイナリを、オフライン環境にコピーします。今回は、「C:\SSMS\setup」に配置します。

3.1.ランタイムとドライバのインストール

先程ダウンロードした、VCのランタイムとODBCドライバーをインストールします。
コマンドプロンプトから以下を実行します。

3.2.VC++のライブラリのインストール

CMD
cd \SSMS\setup\other
VC_redist.x64.exe
VC_redist.x86.exe

image.png

3.3.ODBCドライバーのインストール

CMD
cd \SSMS\setup\other
msodbcsql.msi

SmartScreenの画面が出た場合は、そのまま「実行する」をクリックします。
image.png

ODBCドライバーをインストールします。
image.png

インストールオプションは、デフォルトのままインストールを行います。
image.png

3.4.OLEDBドライバーのインストール

CMD
cd \SSMS\setup\other
msoledbsql.msi

同様にSmarScreen画面が表示される場合は、「実行する」をクリックしてインストールを進めます。

3.5.証明書のインストール

先程コピーしたインストールバイナリの「certificate」フォルダにある証明書をインストールします。
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

certutil.exe -addstore -f "Root" "c:\SSMS\setup\certificates\manifestRootCertificate.cer"
certutil.exe -addstore -f "Root" "c:\SSMS\setup\certificates\manifestCounterSignRootCertificate.cer"
certutil.exe -addstore -f "Root" "c:\SSMS\setup\certificates\vs_installer_opc.RootCertificate.cer"
certutil.exe -addstore -f "Root" "c:\SSMS\setup\certificates\Microsoft Windows Code Signing PCA 2024.crt"

証明書のインストールはこれで完了です。

SSMSインストール前に必ず4つの証明書をインストールしてください。証明書をインストールせずに、SSMSをセットアップするとインストーラーが異常終了します。

3.6.SSMSのインストール

コマンドプロンプトから以下を実行します。

CMD
cd \SSMS\setup
C:\SSMS\setup\vs_SSMS.exe --noWeb --add Microsoft.Component.HelpViewer

以下のような画面が表示されますので、「続行」をクリックします。
image.png

以下のような画面が表示されますので、少々待ちます。
image.png

このダイアログが一瞬表示され、そのまま終了してしまう場合は、証明書が正しくインストールされていない可能性が高いです。

以下のようなインストーラー画面が表示されますので、右下の「インストール」をクリックします。
image.png

インストールが始まりますので、終了まで待ちます。
image.png

以下の画面が表示されたらインストールは完了です。
image.png

4.起動確認

SSMSを起動します。

以下のようなロゴが表示されますので、しばらく待ちます。
image.png

サインインを要求されますが、オフライン環境のためスキップします。
image.png

SSMSが起動しますので、SQL Serverに接続して、利用します。
image.png

5.参考

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