#概要
インターネット分離で導入する際、見積もり段階で正確にどの程度利用されるか判断ができないため、多くの自治体ではざっくり3割程度の同時接続数で調達されていることが多い。
運用フェーズに入り同時利用数を把握するには、Horizon administratorで確認可能だ。
以下のような課題を解決したい場合はHorizon Tool box が利用できる。
#自治体が抱える課題
・セッションの統計情報の確認(利用傾向の把握)
・ユーザーの接続時間(セッション切断時間の妥当性を検討)
・統計を把握のうえ、セッション切断時間を調整する
・有事の際の影響範囲の確認(どの時間に誰がどのRDSH・VDIを利用していたか)
#解決策
・Event database へのクエリを作りこむ
・Horizon Tool box 2 を利用する
Horizon toolbox 2で出来ること:
・セッション統計情報が確認できる(過去2日、過去7日、過去1ヶ月、過去半年の単位)
・ユーザー単位の接続時間、接続先の仮想ブラウザホストが分かる
※下記図でいうとMachine Name (RDSH3)が仮想ブラウザホストである。
・CSVエクスポート
インストール方法:
<リソース>
https://labs.vmware.com/flings/horizon-toolbox-2#summary
※無償ツールにつきサポートは無いことを注意。
<手順>
・MSIファイルをダウンロードのうえ、いずれかのConnection Server にインストールする。
※インストール前に.Net Framework3.5のインストールが必要。(サーバーマネージャーから)
・インストールによりOS再起動は発生しない。
・インストール後、https://IPアドレス:18443/toolbox へ接続する。