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AWSのECS関連の概念を簡単に整理

Last updated at Posted at 2019-09-30

Dockerとは

仮想環境構築方法のうちの一つでコンテナ技術を使用している。
仮想環境構築で有名なVagrantと比較すると、
仮想化するレイヤーが異なっている。

Vagrantは仮想環境上にOSやカーネルなども構築するのに対し、
DockerはOSやカーネルなどはなるべくホストOSと共有し、
その上にコンテナというプロセスの実行環境を構築する。

そのため、DockerはVagrantなどよりも起動などが速い。

※参考
Web系のDocker民から見たVagrantについて
VagrantとDockerについて名前しか知らなかったので試した

AWSにおける各用語の整理

イメージとは

コンテナの設定をひとまとめにしたもの。
これを元にコンテナが起動される。
1コンテナ1イメージ。

タスクとタスク定義

タスク定義とはコンテナをどう起動するのかを定義したもの。
起動したものをタスクという。

タスク定義内には複数のリビジョンがあり、
サービスではこのリビジョンを指定する。
リビジョンの作成を選択すると、以下のようにイメージを紐付ける画面が表示される。

2019-09-11_205831.png

ECRとは

イメージをリポジトリごとに管理するもの。
各イメージにはタグなどをつけることができ、
このタグを指定してイメージをタスクにあてるなども可能。

2019-09-11_205437.png

サービス

各インスタンスの生死監視とポートマッピングを行ってくれる。
※1台のEC2に複数コンテナを起動した場合などはポートによって振り分けを行う必要があるが、
 それも行ってくれる。
サービスにはタスク定義、リビジョンを設定することができる。

2019-09-11_210214.png

ECS

クラスタとタスク定義を管理するためのもの。
クラスタにはサービスとタスクを適用することができ、
適用したサービスとタスクをもとにAuto Scalingグループで設定したEC2を起動することができる。
なお、各EC2がどのクラスタへ紐づくかは、Auto Scalingグループに紐付けた起動設定で設定する。
Auto Scalingグループも起動設定もEC2の左側のメニュー内にタブがある。

図にするとこんな感じ

スライド1.JPG

スライド2.JPG

参考

ECSの概念を理解しよう

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