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エンジニアでも知っておきたい!マーケティング用語~サイト指標編~

Last updated at Posted at 2020-10-31

はじめに

自分も含めてwebエンジニアの方は日々技術のキャッチアップ、研鑽に励んでいると思います。

しかし最近ではwebサービスを技術側として創り上げていくにおいても、
開発の技術的な知識経験だけでなくマーケティングの知識を求められることも多いです。
特に自社でBtoCのサービスを運営している企業だと顕著な傾向です。

単に何か機能を追加する、改修する際にもそれがどれほどの効果があるのか?
という数値的な根拠を提示できることが大切になってきます。
(インフラ側の改修などはまた別の観点)

技術一辺倒ではなく、
サービスのグロースへの影響も考えながら開発ができるエンジニア
というのを私は強く意識して仕事に挑んでいます。

自分の開発がサービスの数値にどのような影響を与えるのかを少し考えるだけでも、
ビジネスサイド側との会話がスムーズにできるようになりますし、
視点が変わり、幅が広がると思います!

私もマーケティングの深い知識があるわけではないですが、
(新卒で広告代理店でweb販促の営業を1年やった程度)
その足掛かりとして本当に基本的なものですがウェブサイトのマーケティング指標をざっくり簡単にメモ程度にまとめました。
※一部webサイトに閉じておらずweb広告についての指標もあります。

閲覧数/ユーザー数 編

PV(Page View)

・webサイト内の特定のページが閲覧された回数

AU (Active User)

・特定の期間のうちにに1回以上利用があったユーザーのこと
・会員登録をしていても利用していないユーザーを除いた、実際に利用しているユーザーを表す

※AU(Active User)の数はサービス毎に定義が異なる。
ex) ECだと「購入したユーザ」をActive Userとする...etc

CV (Conversion)

・サービスにおける最終的な成果
※CVもサービス毎に定義が異なる。
ex) ECだとユーザーが「購入した」ことを1CVとする...etc

UU(Unique User)

・サイトを訪問したユーザの人数
・Aという人が1日にQiitaを何回訪れても1人でカウント
・ユーザーごとのcookieでカウントされる

DAU (Daily Active User)

・1日あたりのUnique Userの数

WAU (Weekly Active User)

・1週間あたりのUnique Userの数

MAU (Monthly Active User)

・1ヶ月あたりのUnique Userの数

SS (Session)

・ユーザーの訪問回数
・サイトに訪れてからサイトを去る(離脱)するまで

費用の単価と割合

CPA (Cost Per Action / 顧客獲得単価)

・1人のユーザを獲得するのにかかった費用
・サイトや施策よって「新規会員登録のためのCAP」など定義が変わる
・CPAは低い方がいい
新規獲得のために広告を無闇に増やそうとすると、会員獲得数が増えるかもしれないが、CPAは上昇する可能性がある。

CPC (Cost Per Click / クリック単価)

・1クリックされた時にかかった単価
・広告にかけた総費用 ÷ その広告のクリック数 = クリック単価(CPC)
・CPCは低い方がよい

CTR (Click Through Rate)

・表示された広告がクリックされた頻度を示す割合
・クリック数 ÷ 表示回数 = クリック率(CTR)
・CTRは高い方がよい

CVR (Conversion Rate / 顧客転換率)

・CVした人の数 ÷ サイト全体の訪問者数 = 顧客転換率(CVR)
・CVRは高い方がよい

LTV (Life Time Value / 顧客生涯価値)

・ユーザーが取引を開始してから終了するまでの期間に、サービスに対してどれだけ利益をもたらしたか。
・新規顧客の獲得には大きなコストがかかります。せっかく獲得した顧客とも、取引が1回限りで終われば、得られる利益は少ない。
・顧客と信頼関係を築くことができて取引が続けば、獲得費用を回収することも、継続的な利益を生むことができるという考えに基づいた指標。
・1回の取引で得られる利益だけではなく、2回目以降の取引で得られる利益も含めて考える。
・最近サブスクリプションサービスなどが台頭してきて注目されるようになった。
・平均顧客単価×収益率×購買頻度×継続期間 - (新規顧客獲得コスト+既存顧客維持コスト) = 顧客生涯価値

まとめ

とてもざっくりと簡単にですがざっと自社でよくマーケ担当者とのやりとりで使われる用語を羅列しました。
なんとなく知っているだけでもだいぶ違うと思います。
こういった技術以外の知識も頭に入れつつ、事業数値に影響を与えられるエンジニアを目指したいです。

まだまだ色々な指標や、ユーザーの意思決定プロセスなどの考え方も存在するので、
また別でまとめて行こうと思います。

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