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【Python】WSL2+pyenv+poetry+VSCodeで仮想実行環境を構築する

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Last updated at Posted at 2026-04-10

0. はじめに

Pythonの実行環境を構築する手順の備忘録として記録していきます。

0.1. この記事の対象者

  • WSL2を使用したPythonの実行環境構築を考えている方
  • プロキシ環境での実行環境構築を考えている方

1. 前提条件など

  • 使用OS : Windows 11 Pro (25H2)
  • VSCodeインストール済

2. WSL2の有効化

WSL2をインストールする前に、「Windows の機能の有効化、または無効化」について確認します

2.1 Windowsロゴキー + Rキー を同時に押下して、「ファイル名を指定して実行」を起動

2.2 OptionalFeaturesと入力し「OK」をクリック

2026040901.png

2.3 「Linux 用 Windows サブシステム」と「仮想マシンプラットフォーム」を有効(ON)にする

2026040902.png

3. WSL2操作

WSL2を操作して前処理を行います。

3.1 「Windows PowerShell」を起動する

2026040903.png

3.2 WSL2のバージョン確認

wsl --version

3.3 WSL2のアップデート

wsl --update

3.4 WSL2を既定のバージョンとして設定する【任意】

wsl --set-default-version 2

Windows11 であればこの操作は不要

4. Linuxディストリビューションのインストール

4.1 インストール可能なディストリビューションを確認する

wsl --list --online

2026040904.png

4.2 Ubuntu24.04 をインストールする

アクティブユーザーが日本で上位の「Ubuntu」を採用します。
2026年4月時点でのLTS(長期サポート版)である「Ubuntu24.04」をインストールします。

wsl --install -d Ubuntu-24.04
  • インストールコマンドを実行すると、「ユーザー名」と「パスワード」を聞かれますので、入力してください

Tips💡
好きなディストリビューションを選択してOKですが、これ以降のコマンド入力で異なる場面があります。
必要に応じて読み返してください。

4.3 プロキシ環境の設定

4.3.1 sudoers.dの確認

etcディレクトリ以下に「sudoers.d」ディレクトリがあることを確認してください。

ls -l -a /etc/ | grep sudoers.d

4.3.2 プロキシファイルの作成(nanoテキスト使用)

  • プロキシ設定を記述するファイルを作成する
sudo nano /etc/sudoers.d/proxy
  • nanoテキストが起動するので以下の内容を記述する
  • 記述後は ctrlキー + Xキー を押下して保存して終了する
Defaults env_keep = "http_proxy https_proxy"
  • プロキシ設定をコマンドラインで記述する

ipアドレスとポート番号はご自身の環境に置き換えてください

export http_proxy=http://ipアドレス:ポート && export https_proxy=http://ipアドレス:ポート番号

4.4 パッケージを使用した更新を実行する

sudo apt update && sudo apt upgrade -y

5. pyenv環境の構築

Pythonのバージョンを切り替えて使用できるようにpyenvを導入します。

5.1 必要なライブラリのインストール

sudo apt install -y \
  build-essential \
  libssl-dev \
  zlib1g-dev \
  libbz2-dev \
  libreadline-dev \
  libsqlite3-dev \
  curl \
  libncurses-dev \
  xz-utils \
  tk-dev \
  libffi-dev \
  liblzma-dev \
  git

5.2 gitのプロキシ設定を行う

git config --global http.proxy http://ipアドレス:ポート番号
git config --global https.proxy http://ipアドレス:ポート番号

5.3 pyenvをクローンする

git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv

5.4 pyenvをシェルから使用できるように環境変数を設定する(.bashrc)

  • 1行ずつ実行してください
echo '' >> ~/.bashrc
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.bashrc

5.5 pyenvをシェルから使用できるように環境変数を設定する(.profile)

  • 1行ずつ実行してください
echo '' >> ~/.profile
echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.profile
echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.profile
echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.profile

5.6 シェルを再起動する

exec "$SHELL"

6. Python用の作業ディレクトリを作成する

Pythonの開発を行うディレクトリを作成します

mkdir Python

任意の場所に作成してください。
本備忘録では/home/ユーザー名 直下に作成しました。

7. VSCodeに拡張機能をインストール

VScode上からWSL環境にアクセスするための拡張機能と便利機能をインストールします。

リモート開発に必要な拡張機能をまとめてインストールできる

Python開発に便利なツールをまとめてインストールできる

8. WSL側からVSCodeを起動する

ここまで作成してきた環境をVSCodeから参照できるようにするため、初回起動はWindows側からではなく、WSL(Linuxディストリビューション)側 から行います。

  • 開きたいディレクトリに移動
cd Python
  • VScodeを起動
code .
  • 起動したVSCodeの左下が下記画像のようにWSL: <ディストリビューション名>の表示が出ていることを確認
    2026040905.png

ここまで確認ができれば、次回以降VSCodeをWindows側から起動してもWSLのPython環境がデフォルトで起動します。

WSLが毎回起動して困る場合はVSCode側の設定を修正してください。
本備忘録では省略します。

9. Python環境のインストール

VScode上のターミナルからPython環境をインストールしていきます。

  • ここでもまたプロキシ設定(1行ずつ実行してください)
echo 'export http_proxy="http://ipアドレス:ポート番号"' >> ~/.bashrc
echo 'export https_proxy="http://ipアドレス:ポート番号"' >> ~/.bashrc
echo 'export HTTP_PROXY="http://ipアドレス:ポート番号"' >> ~/.bashrc
echo 'export HTTPS_PROXY="http://ipアドレス:ポート番号"' >> ~/.bashrc
exec "$SHELL"
  • pyenvのバージョン確認
pyenv --version
  • Pythonバージョンの検索(3.14を指定)
pyenv install -list | grep "3.14"

grep検索を除けばインストール可能なバージョン全部を表示します。

  • Python3.14.4のインストール
pyenv install 3.14.4
  • Python3.14.4を標準バージョンとする
pyenv global 3.14.4
  • Pythonのバージョン確認(Python 3.14.4と表示されればOK)
python --version

10. Poetryのインストール

  • Poetryのインストール
curl -sSL https://install.python-poetry.org | python -
  • シェルから使用できるように環境変数を設定
  • 1行ずつ実行してください
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.profile
exec "$SHELL"

10. Pythonプロジェクト作成に使えるコマンド集

ここから任意です。

  • 新規ディレクトリを作成
mkdir <directory_name>
  • ディレクトリに移動
cd <directory_name>
  • このディレクトリ内でのみ使用したいPythonバージョンを指定
pyenv local <python_version>
  • 新しいPythonプロジェクトを作成する
poetry new <project_name>
  • 依存パッケージをインストール
poetry install
  • Pythonライブラリをインストールする
poetry add <package_name>
  • Pythonライブラリをアップデートする
poetry update <package_name>
  • インストールされたパッケージのリストを表示
poetry show

11. おわりに

この備忘録は未完成です。
随時更新していきます。

12. 参考URL

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