はじめに
Claude CodeとCoworkの違いを全然知らなかったので、調べてみた。途中混乱した部分もあるのでそこも含めて書きます。
Claude Codeについて知ってる前提で書くので、Claude Codeにはあまり触れません
どちらもClaude Codeというエンジンで動いてる事だけ先に書いておきます。
動く場所が違う
Claude Code は基本手元のCPで動く。
Coworkは少し違う、手元のPCの中に立てた仮想マシンの中で動く
- macOS: Apple Virtualization
- Windows: Hyper-Vで、本体のOSからハイパーバイザで切り離されている
最初に調べた時は、Cowork はクラウドで動くものだと思い込んでました。でもそれはブラウザやスマホから使えるこのクラウド版だけで、Anthropic 側のインフラにセッションごとの隔離環境(サンドボックス)が作られ、終わると壊される。
ブラウザやスマホから使えるクラウド版は、2026年7月の時点ではまだベータで、プランをまたいで順次展開されている途中だ(実行環境の内訳は公式のアーキテクチャ解説による)。
触れる範囲が違う
Claude Code はプロジェクトにそのまま入り込みます。
基本は起動したフォルダの中で完結しますが、ターミナル越しに外へ手が伸びることもあります。出るときは一応許可を訊いてきますが、感覚としては「プロジェクトごと預ける」に近いです。
Cowork は渡したフォルダの中しか触りません。外には出ません。実行そのものが、本体から切り離された箱(さっきの仮想マシン)の中で起きるため、フォルダの外へは構造的に届きにくくなっています。箱を1つ渡して、その中は好きにしていい、という預け方です。
Cowork の箱の中身は、あらかじめ作り込まれています。VM は会話ごとに作り直すのではなく、1つを使い回す仕組みです。以下のようなパッケージが最初から入っていて、足りないライブラリは pip や npm で足せます。
- Python
- Node.js
- git
- ffmpeg
ただし外への通信は allowlist 経由で、pypi や npm のレジストリ、Anthropic の API は通りますが、それ以外へは基本つながりません(このあたりの中身は有志の解析による)。
設定への影響
この隔離は、設定にも影響します。
Claude Code は自分の PC 上で動くため、~/.claude/ に置いたグローバルな CLAUDE.md や個人用スキルをそのまま読み込みます。
一方 Cowork は隔離された箱の中で動くため、PC 上のグローバル設定は持ち込まれません。
Cowork には Cowork 側の設定(アプリ上で指定するグローバル指示や、ZIP でアップロードするスキル)が別に用意されていて、そちらを使う仕組みです。
つまり、Claude Code 用に育てた CLAUDE.md やスキルは、そのままでは Cowork に引き継がれません。ただしスキルのフォルダ形式(SKILL.md を含むフォルダ)自体は共通なので、同じものを ZIP にまとめて Cowork にアップロードすれば、そのまま動きます。
Cowork にはCowork 自身のグローバル設定があります。
- アプリの Settings で決める「Global Instructions」
- ZIP でアップロードするスキル(Claude Codeでいうグローバルスキル)
- cowork自身に作らせることも可能
Claudeアカウント側に置かれて、PC のファイルとは別管理になります
非エンジニアがClaude Codeを使うパターン
前提(手元で動かすなら)
- Python や Node.js みたいな言葉やエラーで固まらない(セットアップ・パッケージまわりの耐性)。Cowork はここが要らない
用途
- 手元にため込んで育てる(毎日の要約・メモを手元のファイルに積む)
- 自分でアプリ・ツールを作る
どっちを使うか
ふだんの書類仕事はまず Cowork でいいかと。フォルダを渡して頼むだけで、手順をこちらが教えなくて済む。書類の仕分けと集計、調べものを比較表に、議事録から報告書のたたき台、毎回同じ事務作業。このあたりは全部そう。非エンジニアのメンバーには、自分はこっちから勧めてます。
| 項目 | Claude Code | Cowork |
|---|---|---|
| 何をする道具か | ソフトウェアを作る | 業務を任せて仕上げる |
| 中身のエンジン | 同じ Claude Code | 同じ Claude Code |
| 動く場所 | ローカルもクラウドも選べる | 手元の隔離環境(クラウド版はベータ) |
| 触れる範囲 | プロジェクトごと | 渡したフォルダの中だけ |
| 向いている人 | 開発者中心 | だれでも |