概要

PHP8からmatch式が導入されました。今までswitchで書いていた部分をモダンにmatch式に書き換えてみましょう

例

switch文

$variable = "value2"; // 変更可能な値

// switch文
switch ($variable) {
    case "value1":
        $result = "値はvalue1です。";
        break;
    case "value2":
        $result = "値はvalue2です。";
        break;
    case "value3":
        $result = "値はvalue3です。";
        break;
    default:
        $result = "その他の値です。";
}

echo $result;

match式

$variable = "value2"; // 変更可能な値

// match式
$result = match ($variable) {
    "value1" => "値はvalue1です。",
    "value2" => "値はvalue2です。",
    "value3" => "値はvalue3です。",
    default => "その他の値です。",
};

echo $result;

switch文の冗長感が無くなってスッキリになりましたね

違い

match式は値を比較し、一致するケースの結果を返す式です。
そのため、変数に代入したり、関数の引数として渡したりすることができます。

switch文は文の一部で、直接的な式としての利用は出来ません。
結果を返すのではなく、出力や変数への代入など、他の文と組み合わせて利用するのが一般的です。

参考